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俳優発声中級(11/7)                      《ことば系》

11月7日(水) 俳優発声中級

講座テーマ「話声の息の位置、響きの位置」

[1]フリー柔軟

[2]声とことばのストレッチング(磯貝講師)
①手のひら、甲、股を摩擦する。
②顎を上下左右に開閉する※顎関節をつかってノドをあける。
③前顎と下顎を緩めて、左右にカタカタと動かす。
④オトガイに力を入れて舌で口の中をおしていく(前首と舌骨を使う)
⑤唇を動かす。前歯茎や舌小帯を使って首周りまで動かす。

[3]良い音(声)を出す状態をつくる。
 ・軟口蓋を奥で高くとらえること。
 ・純度の高さは経験でしかわからない。なぜなら、外の音と中の音は違うから。
①軟口蓋に向かって息を当ててみる
 下顎、舌のささえ、口唇の形が重要。軟口蓋共鳴の声を出してみる。
 歌える⇄話せる。
 これを自由に迅速に変化し、質もあまり変わらない発声法がよい。
 舌骨の上げ下げを出来るように、首周りを鍛えること。
 朝、鼻腔をこすってマッサージするとよい。
②硬口蓋に向かってイ、エ、ア、オ、ウを出してみる。
 (上顎共鳴)
 闇雲に出さずに聴いて出すこと。

◎日常の日本語は、口腔を漫然と響かせて発話している。これは舌面を横びろ
 に広げ、上顎に近づけ、薄く広い前側の口腔で発話、発語していることによる。
 この発語法は、自己意識や自己感情の確認性はあるが、他人に発して同調
 理解を得るには、はなはだ消極的であるといえる。具体的には語音が不鮮明
 で各母音、子音の分離性が乏しく、音声エネルギーの直進性にも欠けている。
 (他人には聴きにくい)
 ・これらの事は、自己の主観性の確認や満足にはなるが、自己内に客観性を
  育てることは少ない。
 ・発された音は、その場で空気の振動に転化され、客体化している。
  当然音(声)はその振動を受ける(聴く)という作業で成立している。
 ・日常的会話には様々な目的や種類があるが、表現性(客体性)を求められ
  る発話は、伝達音声、伝達発語に変換する必要がある。

◆本日の磯貝語録
 人は意識や身体が育つように、声もことばも育つもの。育ち、には環境内自然
 育成と自主的目的育成がある。
 演劇はあなたの(役の)態度

◆本日の感想
 寒くなったせいか、顎が硬くなっていた。やりすぎない事だが、足りなくならない
 様にベースアップ、ベースアップ。顎ではなく、舌を動かすんだ。肝心なのは
 柔らかい顎で舌を動かすことだ。 
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