10/28(金)発声・呼吸法入門
[1]ストレッチ(各自)~19:30
[2]身体訓練(磯貝講師)
①下腹部の強化:ペアになり、両膝を立て座っている相手の足を手で開けようとする
次に閉めようとする
同じ事を足で行う
②腹背筋強化法:ペアになり手を取り合い空中腕相撲 ※丹田をしっかりとらえるのがコツ
[3]呼吸法復習
『丹田呼吸』・・・静かな呼吸(深い編)
①丹田を前に(吸う)下に降ろす(骨盤膜が実感できる)
維持したまま(吐く)→最後に丹田と背中を近づける→吸う(繰り返し)
〈注〉筒がどういう状態にあるのがいいのか・・・下がっている
喉を見せる(下顎辺りを強調)喉を息が通っているという実感
後ろ側から喉を開くようにする
②吸い方:鼻の穴のすぐそばの空気を嗅ぐように吸う
おでこに向けて吸う(腹と連動して膨らむように)
◎まっすぐ水平に“吸う”“吐く”・・・声の直進性
息自体を真ん中に集める
「息を入れることが、出すことだ」(息の入れ方だ出し方)
《訓練方法》
①手を使って匂いを嗅ぐように吸うor真ん中に集めるようにする(両手で)
(真ん中から息を拾う感覚)※入ってくる息を見る
②お腹(丹田)と連動して、息を吸う→穏やかな呼吸・静かな呼吸
[4]「深い声・低い声」のつくり方
-鎖骨を響かせる声(アンダーコード)-
◎under coda共鳴法
・自分の手を鎖骨に置いて手に向けてセキをする
その位置に向けて「ア」 ※胸の位置を低くする
①短母音で練習
②肋骨に響かせる
意識的に頭声、鼻腔、胸声を使い分けることができるようにすることが重要(=技術)
◎人は意識的に、声の響き位置(声の種類)を替えることが出来る。
◆本日の磯貝語録:息を入れることが出すことだ(息の入れ方で出し方が決まる)
2005/10/28 (Fri) 19:00