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表現・発声クリニック(11/29)                    《共通系》

11月29日(木) 表現・発声クリニック

講座テーマ「言葉さばきと話し方・話し方③」

[1]各自ウォーミングアップ+個人指導
1)一部磯貝講師による音楽発声指導
2)前回行った支えを保持した状態でのファルセット発声
3)鼻先から息を細く吸い続ける練習
  普通で10秒程度。15⇒20⇒とできるだけ長く吸えるように。
  日常生活とは違った、開いた人格が出る。
4)副鼻腔まで引き上げた音声を作る

 ◎俳優が声や台詞をうまくまわしたいならば、歌をやるのが絶対良い。
  音楽という縛りがあることで、自分の気分で音声を吐くというものとは
  別のものが生まれる。

「音声でコミュニケーションを取る際に“発する私”と“受ける私”はどう違うか?」

◎「外と内の実感」
(1)概念的 ⇒ ()物理的なもの:自分のいる所(主体)=内
            線引きをした場の分類
         ()理念的なもの:一般認識として(世間と日常)→家
                社会的概念として
・内・外の捕らえ方の違いでコミュニケーションの不全が起きるのではないか?
 また、その内と外のラインがケース・バイ・ケースで実にフレキシブルに変わる。

・昔の日本と比べ、戦後の日本において一つだけ内・外が明確になったものが
 ある。“お金”であり、それによって内-外の境界線が設定されている。
 財布で自(内)と他(外)を規定分類してきた。気持ちとしては内であっても、
 お金の眼で見ると、内外が明確になる。

(2)自己と他
・自分と他との境界線は何によって作られるのか?
 ⇒ひとつはお金(数字)、戸籍、肉体、感念、感覚、意識

 ()意識 ⇒ 数値価、数字というもので差別化できないか
 ()実感 ⇒ 肉体、身体

・では“心”には内と外というものが存在するか?
  ↑
◎日本人は内のものとのコミュニケーションは得意だが、外のものとの
 コミュニケーションはとても下手である。それは内の心と外の心の使い分けが
 出来ていないからでは?

◆本日の磯貝語録
・自と他とか、内と外とか、すこぶる具体的なのに、どうも観念的に逃げ込むクセ
 がある。時によっては観念は迷路の案内人。
・キュウキュウ詰まって自己の内部が圧迫され出したら、勇気をもって外に飛び
 出ればよい!

◆本日の感想
 「内と外」の実感。もっとも外と内を実感しやすいのは「お金」であるという仮説
 は非常に面白かった。
 あなたと私を分ける境界にお金を置くと、実にすっきりする(Y.K)
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