4月29日(火)俳優発声
講座テーマ「演習(呼吸とささえ)」
[1]ストレッチ(磯貝塾長)
①下半身のストレッチ
・エクササイズは少し多めに行い、必ず回復運動をする(各自発明する)
・開脚正座をし、鼠径部を使って上体を持ち上げる→ゆっくりともどる
・ただゆるめることから強化へ
・内筋と外筋について
うまい呼吸とは、内筋を補助的に使い外筋でする。
②四足歩行(5分間各自)
逆四足歩行 ※腰を落とさない 回復運動(各自)
③椅子に浅く腰掛けて足を開き、右手で左足首に触れてもどす
(左右で1回とし30回)
自転車こぎ 30回×2
立位で手を使って骨盤を前後させる
[2]自己紹介
しっかりとした声で伝える。印象をつける。なれなれしさは×
[3]呼吸のためのエクササイズ
表現者とは自分を消すということから始める(ニュートラルな状態)
<エクササイズ>
ニュートラルな立ち姿(一人ずつ前に出て行う)
Aさん:腕が前に出ている。顎が上がっている。肩が内にまいている。
Bさん:肩、首がずれている。首が突き出ている。目の緊張が強い。
背骨がS字。
Cさん:腰が反っている。肩がずれている。骨盤から修正する。
Dさん:腕が少し前。背中から修正する。骨盤がズレている。
Eさん:背骨が緊張している。まず骨盤のズレを修正し、その次に肩(背中)。
Fさん:肩が上がりすぎ。指先に力を入れない。手首で修正。肩が硬い。
ニュートラルな状態で立ち、お腹の底を抜く。鼠径部(下半身)で持ち上げる。
再度ゆっくり抜く。足まで降りる。
[4]鼠径部、丹田運動と呼吸
・イスに浅く腰掛けて、鼠径部に指を押し入れて運動
・磯貝塾長の体をサンプルに出し入れを体験
・二人組みになり、鼠径部の出し入れをチェック。客観的に見てもらう。
(入れ替わり全員みる)
・丹田、仙骨に向かって押し込み、出す 肩に力をいれないこと。
[5]呼吸とささえ演習
①鼠径部運動と呼吸
②丹田運動と呼吸
呼吸を降ろす、深くする。→大腿の内筋(下半身)で行うこと。
一番底の呼吸をキャッチすること。
内側の筋肉をゆっくりと伸ばすことで回復運動をする。
方法だけでなく目的があり、筋道がわかっていないとうまくいかない。
体に落ちる実感をつけていきたい。
◆本日の磯貝語録
他人にどうみえているか、聞こえているか、が重要(外の視点)
一番底の呼吸をキャッチする
◆本日の感想
頭の中で思ったり感じていても外には伝わらない、伝えるには別の頭が必要だ
と分かりました。いらない力を抜きたいです。じっくり精進したいです。
2008/04/29 (Tue) 23:00