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俳優表現実践(4/10)                      《ことば系》

4月10日(木)俳優表現実践

講座テーマ「語り発声法(1)芥川龍之介/さるかに合戦による」

(1)トレーニング
・カニ歩き・タル歩き・大マタ歩き かたまったらほぐす

(2)講義
・合言葉は「nNe(ンネ)組」胸声・鼻に抜く
・創造塾の最高クラス できるようになる (日曜はできなくてもすすむ)
・語+語=句+句=文+文=主張=表面大意+もう1つの大意
・そもそもの語がしっかりしないと主張が希薄になる
・現代は50年前の倍のスピード・量しゃべる、江戸時代はもっと寡黙(食う、やる、
 稼ぐのみ)
・膠着語、しゃべりながら自己確認する。先ず思い、喋りながら考える日常語。
・自分の出したいものを出しまくり、引っかかるものだけくいついてあとは流す
 (喋り)
・自己確認(⇔滅私)のためにしゃべる。会話は極端に短いか、逆に長い。
・うるさく、エネルギーがあれば、伝わる。
 いい作家のものに現代のものをセンスで入れる。
 平民語はワイ談(「いいやさ」の「さ」は「さねる」という隠語)、役所向け、仕事
 のこと
・黄表紙、膝栗毛等に江戸平民の会話が記されている。
・やんごとなき人々の語と思考で、源氏物語など→今昔物語集(芥川のタネ本)
 書いているものがわかり、表現できるようにする

・面白くきかせるかは役者次第(現代的でない、うざったいものを嫌う現代人)
・面白くきかせるかは発見し、作り上げるセンスと力が求められる
・現代の思考を理解し、それに合わせて表現する → 作品の再生
・現代の風潮を端的にあらわすことばを5つあげる(次回までに)
・芸能人は社会学者の眼が必要(若者、高齢者、芸人のネタ、話題、スポーツ
 紙、ラテ欄、etc)
 (95%を目指す方法をつくりあげよう)古典文学は宝の山
・古典をもとに現代をきかせる → 現代の衣を着た古典

<演習>さるかに合戦 芥川龍之介 をよむ といっても「話す」「語る」「喋る」
・おとぎ話をもとに社会批評 → 知らないものを連想できる知性を育てる
・裏をよむ、皮肉 → わからないことをわからせないで伝える
・負けないように武装する
・字を読む、覚える癖をつける
・頭と喉を一緒に動かす
・時代、某氏の特定、金、告発?揶揄?皮肉?
◎助詞のとらえ方、ないと外国人語になる、あるとよくわかる
◎日本語の構造:語、文がわかると感情が湧いてくる
 (黙読、口が動く、わからない、ひっかからないところにチェック)
◎まず大意をつかむ。続いて何が言いたいのか、裏があるか、字義通りか、etc
前提:日本語の二重構造(和語(もと字がない、今のひらがな語)と漢語(漢字))

日本語は未成熟。字は統一したが、音は未統一。感情はバラバラ、意味あいも。
表皮的意味だけで繋がっている現代語。言葉を深めずに、広げるだけ広げてい
る現在。(後置詞のニュアンス 断定はしゃべりにくい 立場がなくなる)

・立って読む、身体を使い、字を空間化する、大げさに外側につくる。
◎動かさなくても見えない何かを動かす、先に身体を動かしてしゃべる。
・自分の主張を押し付ける、一般論にしない。
◎話す、きかせることを見せる → 観せる(見せるのではない)
◎字義どおりの裏側が必ずある(地球には同時に昼と夜がある)
((read →)speak → talk)

<次回は「枕草子」「清し」って何だ?>今昔物語は各自読みすすめる

◆本日の磯貝語録
 ・(古典)作品を通して、現代を表現する。
 ・「話す」を見せる、「聴かせる」を観せる。

◆本日の感想
 やはり声を出して読むことに慣れていないと感じた。
 今年度の講座が始まりメンバーも変わり、どんな事がおこるか楽しみです。
 刺激的な講座にして行きたいです。
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