1月10日(木)歌発声中級
講座テーマ「イタリアの歌①」
Ⅰストレッチ
①全員でストレッチ(担当Aさん)
・腕のストレッチ、肩甲骨を広げる、猫のポーズ
・背面(足から背中まで)を伸ばす
・側腹を伸ばす。体を回しながら側腹を伸ばす(背中を使う)
・股関節と足首のストレッチ
②ストレッチ その2(森下講師)
・腹筋には力を入れるが、腸には力を入れない。
・足踏み。足の裏から歌い手の楽器は始まる。
丹田、みぞおち、声帯、人中…を確認(意識)する。
Ⅱ声だし
①ハミング
・軽くあくびをして、唇を閉じた状態でやる。
・ブレスは息の音がしないようにする。
②Me-Ma
口を鳴らさない。
高音発声:声帯を薄く合わせるためにやわらかい息を使う。
低音発声:低い音は、振動で行う(声帯をマッサージする感じ)。
Ⅲテキスト歌唱
今期のテキスト
1.Già il sole dal Gange
2.Caro laccio, dolce nodo
3.Se tu m'ami
①イタリア語について
・対語、逐訳を見て、単語の意味を知る。
・イタリア語だけ書き出し、朗読する。
・イタリア語の読み方
語頭のSは、次に有声子音が来たときは「z」になる
母音間のSは、かるく「z」になる
アクセントは最後から二つ目の母音
hは読まない
・きちんと歌い上げること
②歌詩を読む
・韻をふんでいる箇所などもチェックする
・語尾の母音が略してある。その場合は、最後の子音は読む。
・1センテンスつなげて読めるように。
・読めるようになったらリズム読みの練習をする
・歌は母音で歌う
③テキストを歌う(音取り)
1.Caro laccio, dolce nodo
a)「ラ」で歌う。ブレスは指定の場所でする。
装飾音は古典なので3連符ぐらいにする(丁寧に歌う)
b)リズム読み
il → i_l mio → mi_o(譜割りの確認)
c)歌詩をつけて歌う
歌いながらダイナミック記号も目を通す
2.Già il sole dal Gange
a)「ラ」で歌う。基本は1拍目が強拍であるが、アクセントがつくことで
音楽が変わる。
b)リズム読み
演奏記号の意味も調べてくる。トリルは少ない音を入れ増していく。
c)歌詩をつけて歌う
3.Se tu m'ami
a)「ラ」で歌う
b)リズム読み
c)歌詩をつけて歌う
◆本日の感想
どれも知っている曲だが、改めて歌ってみると、実はとても素敵な歌だと思った。
「大人な」イタリア歌曲を歌えるようになりたいですね。
2008/01/10 (Thu) 23:00