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俳優発声実践(1/10)                      《ことば系》

1月10日(木)俳優発声実践

講座テーマ「日本語の特徴① 喋りことばと文ことば」

[1]現代日本の文化状況を考える
 ・表向きはよくなっているが、実際は悪くなっている。
  (現代の世界情勢及び日本人の心性)
 ・社会がまずくなったときに頑張らなければいけないのが文化
 ・"日本もの"社会ものでない、演劇をよく知らない感じ。よく知らない人が
  書いたシナリオがよい。
  テレビから映画へ。いままで映画を撮らなかった人たちが始めた。
  フレームが作れない、長続きしない、産業にならないのが現状。
 ・演劇はつぶれない。インターナショナル(多言語性)、ローカル(単一言語)
  の2つの方向
 ・わかりやすさを追求しない(もちろんわかりにくさも)
   →新しい頭、先の感覚が必要
 ・文学と脚本、共通点は何か、違いは何か。
 ・大人になってから演劇を始める社会にする。ことばがわかる人、社会がわかる、
  "心"がわかる人、そして動くエネルギーの高い人が必要。

[2]日本語の特徴を考える(テキスト)
  標準語は翻訳可能=伝わることば⇔内向きのことば

  国際的に通用しなければ芸術は広がらない、強くならない。

 <特徴>
 ・膠着語。連なる 線形にくっつけてゆく。
 ・直列思考と並列思考を両用するとよい。
 ・自己所有言語、自分化、句読点のない羅列、自己中心型。
 ・つらなりを断つ、説明を短くする、クリアにする、文型にする。
 
 ◎テキスト内容の探求より文を構成する。
  日本語の本質を捉えることから始める必要がある。

 ・文字を音声化したときに語や文の全てのエネルギーを劣化させない。
 ・明示されない主語を明確にし、音声で浮き上がらせる。
  (客観的に浮き上がらせる。主観的でなくしつこく)
 ・「後置詞(助詞)は、言語的にはめずらしい」が日本人は慣れすぎ、
  あまり明確に表現せず、むしろ情緒的に処理する傾向にある。
 ・「ことばは私のためのもの」同じことばだから共感できる。
 ・言葉は常に変化する。特に社会的興味(マスコミ)力や社会的必然(戦争)
  等により大きく変化する。
 ・日常から切り離された海外のもののほうが作りやすい。  

◆本日の磯貝語録
  ・演劇以外の頭で演劇を考える
  ・日本語の本質をつかまえ直す(和語)
  ・膠着から脱却する 

◆本日の感想
 日常のことば、生活の喋りや人の言葉の聴き方などにつき、違った角度から
 接するきっかけができた。試してみたい。頭が変わるとことばは変わる。
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