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俳優発声初級(1/29)                      《ことば系》

1月29日(火)俳優発声初級

講座テーマ「母音調音:深母音」

[1]ストレッチ(戸村助手)
 ①首周りのストレッチ 前後、左右にまわす ※すじをゆっくりと伸ばす
 ②首のすじを口角や舌筋で伸ばしたり縮めたり動かす 
 ③口の奥をできるだけ大きく深く開ける
 ④左腕を胸の前で組んで右腕とクロスさせながらひっぱる
 ⑤左腕を頭の後ろにもっていき右手で左腕の肘を下に押す。
 ⑥左腕の手首をもって左側に曲げながら伸ばしていく。
 ⑦腰から前に倒れる(脱力)。その後ロールアップをし、戻ってくる。
 ⑧右側も④⑤⑥⑦と同じようにする
 ⑨両手を組んで頭の真上に伸ばす。その後、上半身を脱力して腰から
  倒れる。ゆっくり戻っていく。 ×2
 ⑩股割りから肩入れ、相撲の「しきり」の姿勢
 ⑪回復運動として股関節をゆるめる
 ⑫座って手と足をマッサージをする
 ⑬床打ちとしこふみをする。膝を開いて。

[2]発声講座「母音調音」(磯貝塾長)
(1)
 ・声の響き率によって感情が変わる。伝わる音とあらわすものが変わる。
 ・響きと喉の使い方により表現が変わる
 ・口の中の形を変えると音が変わる(い、え、あ、お、う)
 ◎パフォーミングアーツはパブリックなもので、人に伝わらなくてはいけない。
 ・伝える≠伝わる 伝えようとしても伝わらない。伝わるためのものを知ること。
 ・外の人が聞いてわかりやすい音を自分が作れるかどうか?
 ・言葉はその人の習慣を表す。そのため、あなたの今の言葉ではコミュニケートが
  難しいとしたなら、伝わる言葉を獲得し直さなければならない。
 ・私の「母音」ではなく、共通の音を捕らえ、獲得してゆくこと。
 ・私の「癖」で言葉を発してしまうと、それは人に伝わりにくい。
 ・他人にわかるように発しようとしないと、伝わらない。
 ◎音声は私有化しているものと、していないものとある。私有化していない
  パブリックなものに関して、共通のものを出すこと。

(2)実践練習「母音調音文章テキスト」を使って
 1.「はなばたけのあかいはなが、あんなにたくさんさいて、きれいですネー。」
  を読んでみる。
  ◎どんな花なのか、どこに咲いているのか、誰かいるのか、具体的にすることで
   音の実感が出てくる。
 2.二人組になって言い合ってみる。
  ◎打ち合わせの癖をつけるな。一発できめるようにすること。「きれい」って
   感ずるのは叙情的だからで、その表現をすること。
  ☆そのために、
  ①言葉を使わないで「きれい」って感覚を表現する(皮膚感覚)。
  ②言葉を出しながら「きれい」って感情を音からつかんでいく。
 3.はなばたけを見て、きれいという感情が出てくる。興す
  文の始めと終わりから意味をとり、何を伝えようとするか決める。
 4.「ぜんぜんだめ。せめてさんぜんえんでもネー。」を読んでみる。
 5.A、Bと二人組になって言い合う。
  ・日常表現ではなく音声を飛ばして出すこと。
   舞台に通じるものを出さなくてはいけない。二人の間だけで伝わる表現では
   舞台にはならない。複次元の表現をすること。客に向かっても伝えること。
   忘れたらうまくなれません。
  ・やっているパートナーとのコミュニケーションをとる音(声)と客に伝わる
   ための共通の音がある。それをとらえること。
 ◎「い、え、あ、お、う」が自分の生き方にどう影響してくるか。
  人間の芯の所をやりあうのがパフォーミングアーツであり、芯の所を捉えあう
  仲間に出会うことが大切。
 ◎書いてあることを本当に人に伝えたいと思うかどうか。本当のところで真実と
  して伝えるにはどんな声が必要でどんな表現が適切なのかをいつも考えな
  がらそして、決め出す。この次元では自己流の思いや考えは影をひそめる。
 ◎テキストに書かれた架空の役の思いや考えを、自分の体と声をつかい表
  現し実在化する。その時、その思いや考えが本当に今自分がやっている
  これでよいのか、と問い続けなくてはならない。そして、この物言いが
  最適なのかを聴き直す力が必要である。

◆本日の磯貝語録
 ・はじめは考え、想像を繰り返し、素早く自分の真実を捕えようとすること。
 ・浮遊する日常は事実であるが、真実ではない場合の方が多い。

◆本日の感想
 自分の言葉がどうして周りの人に伝わらないのかが少しわかりました。自分の
 思いが伝わる言葉になっていない。思って喋っても伝わるとは限りませんもの
 ネ。
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