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市民発声・呼吸法(1/19)                    《共通系》

1月19日(土)市民発声・呼吸法

講座テーマ「はっきりとした言葉づくり① 文読みの場合」

[Ⅰ]ストレッチ(沖田講師)
 椅子を使ったストレッチ
 ・椅子に浅めに腰掛けて、腰は入れた状態。
  腕を組んで前に出す。
  肩をまわす。椅子の背もたれを持って体をひねる。
  足を組んで背もたれに手を回して体をひねる。
  首を前後左右に倒す。手で少し負荷をかけながら。首を回す。
  片方の足を伸ばし、片方の足を折る。その状態で曲げた足に手を置く。
  足首を回す。

[Ⅱ]文読み
  文の構造と声でのコミュニケーション

 ・音節一つ一つつなげて語を作り、その音のつらなりを口から発しているが、
  語になったと同時に意味を持つようになる。
  音節という絵の具で語の意味を描かなければならない。それは文になっていく
  段階でも文章になる段階でも同じである。
 ・日本の社会では、正確に音声を出さなくても日本語の文字を思い出すこと
  で、またなんとなくの近似値で意味を理解しあっている。声でつながっている
  より字認識で通用している。→本来は昔から字が生まれているが。
 ・重要なのは相手に伝わる語→文→文章を出せるかどうか。
  しゃべればすべて相手が受けれくれるというわけではない。
 ・日本語の社会性もしくは日常性ともいえる特徴(喋り言葉)にはっきりとした
  音声よりもなんとなくくずしたものの方に親近感を覚える。
 ・語のイメージで重要なのは生きているという実感。
  →子供の場合、両親の語によって性格が決まる。
 ・日本人の多くは対話時に自分の話ていることは、相手に伝わっているはずと
  思い込んでいる場合が多い。
 ・昔は日本人一人が支配し指示できるものの量が小さかったから成り立ってい
  た。今は、管理しなければならないものが莫大になり管理不能となっている。
 ※自分が管理できないものまで管理する社会が言語の不明瞭さを招いてい
  る。
 ・日本人の"思う"はミラー現象といい、中に残らず反射してしまい、次から次に
  変化し、正確に記憶されない。

[Ⅲ]テキスト朗読
  テキスト「人はなぜ生きるか」トルストイ作

 ・「語のもつ意志を自分の意志でもって表せるか」で伝わり方が違う。
  →意味が生きているかどうか。生々しいかどうか。
 ・<考える>
  ①自分に語りかける ②相手に語るために自分の確認をする
  言語での自己認識が強い場合、ゆっくりになる。
 ・自分が読む場合、本の主人公がどこにいるか(自分の認識で)がわからず、
  自分勝手にやるということは読み方が下手であるといえる。
 ・同じことを言う場合、自分の心と他人の心は違う。
  自分の範囲でものを聞いても理解できない。
  言語の発達とは、自己性と他己性を認めること。
 ・人に伝えることと自分の考えとは方向性が違う。一緒にやろうとすると
  言葉は明瞭化してくる。訓練が必要。
 ・文読み、語読み
 ・自己を客観的に再認識する。
 ・セミョーンが喋っていること、考えていること、セミョーン以外の人、
  セミョーンの地、地の文を読み分けるように。

◆本日の磯貝語録
 速い喋りや読みは、自己実感が薄く、当然他人にも伝わりにくい。 

◆本日の感想
 事物を考えるとき、自分化をしない。自分化とは、自我心による自分の内側に
 引き込むことをしないことを教わる。
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