講座テーマ「ナ・マのさばき」
[1]ストレッチ
・両手の振り子運動
振りはひとつひとつゆっくりでよい
・大の字に寝て、脚を反対側の脚にかけて腰をひねる
ある程度リズムよく
・回復運動として金魚運動
・21世紀にやらなければいけないことは「ユーモア」ではないか?
・古典落語がウケない現状
→風潮として一過性のキャラクターの笑いが増えているが、芸というのはそこ
に走ってはいけない。
どんなに悪い奴をかき集めても全体の15%
逆にどんなによい奴を集めても全体の15%
残りがマスと呼ばれるもの
[2]唇音(マ、パ、バ、ワ)
・言語の響くポイントを見つけ、よい響きをつくる。
・唇音は構えが重要。発語前の溜めをしっかりつくること。
・日本語は大半の語が漢字に置き換えられる"意味語"なので、音声がまずくて
も頭で補正して直してしまう。
・そのグループ内でしか通用しない言語が増え、身振り手振りが多くなった。
↓
共通項が少なくなってくる
・希望がないから欲望を満たす方向に走る。
なぜ希望がないか→本質に結びついていないためだ
・受ける側をリサーチする
つまり、発語する際も受ける側が分かるように作る。
・言語も常につくり変えて磨いていかないとどんどん劣化していく。
↓よい音声を作るために
音声的には純音をベースとして、倍音をつくっていく。
かかと-仙骨-頚椎が一直線かを見る
・上半身は特に問題なし
・下肢の背面の緊張高し。
・要背筋力
◎下肢の訓練から(息を深くして気を溜める運動)
・ひざを抜いてバウンド(200回目安)かかとに重心が逃げすぎないように。
↓
手の振り子運動(引きを意識して)ひざは抜いたまま(200回目安)
座って脚を開いてバウンド。疲れたらツイストをいれてほぐす。
◆本日の磯貝語録
芸は流行を追うものではなく、本質とつなげるものだ。
◆本日の感想
"他人にわかるように喋る"ためには、自分が思ったことをそのまま発しないこ
とが必要で、自分のつもりはあくまで自分のつもりでそれは私語だから聞く人
には伝わりにくい。聞く人も聞く人のつもりで聞いてしまうことがわかりました。
乗り越えるのは難しいですネ。
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