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俳優発声実践(2/15)                      《ことば系》

2月15日(金)俳優発声実践

講座テーマ「日本語の特徴④ 助詞、助動詞を学ぶ」

[Ⅰ]助詞「が」
 (1)格助詞  車が動いた  きれいだがくさい   富士が嶺
 (3)接続助詞 心が折れる  まずいが安い     君が代
 (6)連体助詞 子供が歌う  気持ちいいが汚れた  城ヶ島
         私が○○です 混んでいるが乗る   太夫が子供/鬼ヶ島
                                           ↓
                              「け」のなまり 強くださない

 ・「仕方がない」格助詞の働きをあまりしていない
 ・作家が考えないで書いた文章は、どう声にするか、話し手が気をつける。
 ・助詞の仕事をさせるためにしっかり音にする。使い分ける。外国人に
  通じるサンプル
 ・助詞がつなぎ方を変える。(3)は後ろを強調する。気にしないと(1)になってし
  まう。
  「気持ちいい」が汚れた」は格助詞になってしまう。
 ・助詞をたてると文が生きる。助詞のおかげで文章がわかりやすくなる。

[Ⅱ]助動詞
 過去の「た」はしゃべり言葉に少ないので、音声にするのが難しい
 資料:10種類の例をあげて声にだしてみる

 書いてあるものを区別して読めるか、そして喋れるか

 <助動詞演習>
 ②「ら」抜きことばは可能語だけ
  可能と受身の区別、尊敬語もごちゃごちゃになっている
 ③過去と完了の区別
  「昔のこと」と「終わったこと」→経過がある
  試合に勝った  大人になった
 ④やりきれない(否定の度合い) 形容動詞とかぶさる

 ◎まず語を考える→次に文の構造を考える。はじめに語の意味を考えない。

 ⑥推量/雨が降っているようだ
 ⑦伝聞/「-だそうだ」「-たそうだ」
 ⑧推定/近づくらしい=近づいているらしい
 ⑨推量/死んだろう=死んだだろう
 ⑩指定/「あれです」「これです」指定語

 ・形容詞、形容動詞、副詞でもっと豊かになる
  キャラクタが作りやすい

 ・解釈次第のあやふやなものを明確にする喋り方
 ・芝居は語でやる。時代背景や作家性が現れる
 ・語に対する意識。小中学校以来の振り返り。思考が変わる。
 ・何気なく普段喋っていても、正確に理解しているとは限らない
 ・英語の脳で日本語を喋る。置き換えてみる。
 ・奥ゆかしい曖昧さで洗練された日本語をつくる
 ・はっきり言わない中でも上手に伝えるセンスが必要 和歌
 ・何を頼りに日本語とするのか。語の運用・音声化のおさらいをしよう。

◆本日の磯貝語録
 助詞を立てると文が生きる。助詞を抜くと文が死ぬ。
 助詞の用法を正確に理解し、書いてあるものを読み分けた上で、話し伝える
 ことが必要。 

◆本日の感想
 日本人として、日本語の面白さと難しさを実感しました。音にして、伝わる
 助詞がきちっと使えるようになれば、表現の足腰が強まり、伝わることば、
 わかりやすいことばになると思いました。
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