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朗読発声(3/14)                         《ことば系》

3月14日(金)朗読発声

講座テーマ「試演会(作曲した作品の発表)」

(1)ストレッチ(各自)

(2)自主練習(各自)

(3)発表
 ・ひとり4首ずつ順番に発表
 ・各歌2回ずつ歌う。素読みのあと、2回歌唱

 Aさん
 Bさん「恋しかるべき」のところのリズムが今までと違うものでおもしろい
 Cさん
 Dさん
 Eさん

(4)総評
 感想(ひとりずつ)
 Aさん:基本旋律が与えられたことで楽になった。和歌を見たりそらんじたり
    していると曲が沸いてきた。以前より楽しくなった。
 磯貝塾長のコメント
  和歌に縁遠くなってきたいる人が多い中で楽しくなれるのはいいこと。

 Bさん:物語としての起伏が多い歌のほうが作りやすかった。
 磯貝塾長のコメント
  字を読んでいるときと歌を作ったときでは、起こるものが違うはず。

 Cさん:基本旋律があってそこは楽になった分、できあがるものが同じ
    ようになってしまい、つまらないものになってしまった。
 磯貝塾長のコメント
  外れちゃいけない、使っちゃいけない音というものに囚われると
  確かに大変になる部分がある。そこを超えると次の楽しさがでてくる。

 Dさん:今まで何度か勉強していたが旋律が与えられて楽になった気がする。
    でも、自分が作曲すると今までの慣れている曲になってしまう。
    ほかの人が自由に作っていたのは面白い。
 磯貝塾長のコメント
  王が変わると国が変わる。後鳥羽院の頃、歌が盛んになった。
  後鳥羽院のおかげで文芸が育った。表文芸裏文芸ができた。
  今日、みんながやったものは文芸である。

 Zさん
  使えない音があることで、面白いものが出てきているように見えた。
  普段歌い手は与えられたものを歌うので、たまに作るのも面白いと
  感じた。

 学びすぎるとつまらない。
 日本の和歌が五・七という枠にはまっているから面白い。
 日本語はひとつの言葉が短いから、2文字+3文字=5文字で組み合わせられ
 る。

 Eさん:前回音をつけるときにメロディから作るクセを発見したので、
    今回は和歌を見て浮かんだメロディで作った。
 磯貝塾長のコメント
  日本語のことばには詞という字もあるのに、今は言葉という字だけになってき
  た。ことばは、そのものには節がつくが、最近はそれを無視している。ただし、
  あくまでもことばに節がつくのであってメロディー先行ではない。

 ・歌舞伎の謡は、五・七から成り立っている。
 ・現代は意味を必要とする時代。意味がわからないものこそが面白い。
 ・頭が良くなるかどうかは、活性化するかどうか、不都合なことをやるほうが
  活性化する。
 ・生物的ストレスがなくなると後退する。

 ・現代文の自由な読み聞かせから古典作品を旋律を決めて詠むところまで
  ある意味遡って作品を楽しんだ一年だった。

◆本日の磯貝語録
 ・物事学び過ぎると、ぐっとつまらなくなる。
 ・好き勝手に言葉を使ったら言葉は死ぬ。

◆本日の感想
 和歌を詠む節が自分の中に固定され、自由でないことがよくわかった。
 基本施法でも皆が各々の節を作り、詞のイメージが大きく変わるのが
 面白かった。同じ詩が人によってこんなに違うことに大変驚いた。
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