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歌・演奏(3/13)                          《音楽系》

3月13日(木)歌・演奏

講座テーマ「試演会」

1.音合わせ

2.試演会
 Fさん:マイ・ウェイ
 Bさん:戦争を知らない子供たち
 Aさん:マイ・ウェイ
 Cさん:愛の賛歌
 Eさん:さとうきび畑
 Iさん:Passione
 Hさん:マイ・ウェイ
 Gさん:Passione
 Dさん:サン・トワ・マミー 

 <試演会でのテーマ>
 ・"歌の主人公の私"というものをしっかり持って歌うこと。"自分以外の私"と
  "あなた"をもつ。
 ・「法律すれすれを生きる」という精神を楽しみ、"くずし"でも"壊されない"こと。
 ・楽しむ! とにかく楽しむこと。

3.講評
 ・クラシックな歌い方よりもクラシカルな歌い方の法が自分の歌い方を覚えて
  いるもの。こういう歌は聴き手にも残る。歌い手にも残っていなければ、
  今回目指した歌い方ではない。
 ・いかに真剣に聴き手と音楽を共有しようとしたかどうかが問われる。

 Fさん:前奏中に何を思ったか。頭にあるものだけでやっている。喉から下に響
    かせる。頭に念じているものが腹になきゃだめ。"私"というものが弱い。
    "心"を自分の中で実感していない。思う楽しい思い出がうつろになって
    いる。リズムの取り方が遅い。もっと発散すること。

 Bさん:いつでも譜の通りに歌っている。こういう歌は原則頭声にしない。位置が
    高い。自分の思いじゃない。"自分"の捉え方が違う。相手に伝えるための
    "自分"の捉え方を考える。自分に引き込むのではなく出す。何をメッセー
    ジにしているかが伝わらなかった。歌詞が理屈っぽく聞こえる。

 Aさん:「愛する」というのがAさんにとって恥ずかしいことになっている。もっと
    エネルギーの高いもの、動的なもの。感念的なものではない。受身に
    ならないこと。

 Cさん:目に力がない。目が語っていない。目が燃えていない。全部を声でや
    ろうとせず、必要ないときは声を消すこと。もっと充満しよう。歌の主人公
    の"私"が弱い。自分を出さず"私"が感じる。

 Eさん:笛の上だけでやってはだめ。笛の下がいっぱいになっていないと、こう
    いう歌はできない。「夏の日差しの中で~ざわわ~」が何度も繰り返される
    のはなぜか。そのテーマが伝わってこない。自分に歌うクセがある。もし、
    自分に向かって歌うなら腹に向かって歌え。もっと自由に崩す。歌いだし
    の前のアーフタクトが雑。そこにどんなイマジネーションがあるいのかが重
    要。

 Iさん:宗教曲にしてはだめ。祭りの音楽。えげつなさをどういう音楽で表すか。
    それは、語感とセンス。p.102 3小節目「te son no」でもっともだえを出
    す。
    p.103の間奏は泣いていることの表現。恋しくて恋しくて歌わずにはいら
    れない人の歌。歌い終わったら死んじゃう。そんな歌。「p」「pp」はすすり
    泣く。

 Hさん:こうやりたい、という希望がいっぱいあるのはわかるが、自分の実になっ
    ていない。今の歌い方は完全に自分歌。伴奏のことを全然考えていない。
    歌は固有名詞の私有化をしてはいけない。大原則。

 Gさん:てだれな歌なので、聞いていいなあと思った歌は歌ってもいいなあと思
    うところまで何段階か必要。せっかくはじめたのだから、自分に落としてみ
    る。言葉を歌いすぎている。正直すぎる。子音の準備が遅い。前に喋るク
    セをつける。

 Dさん:久しぶりにさっぱりした歌を聞かせていただきました。が、それは、どう
    いう感情だったのか。ステップがずっと同じだったので感情も同じになっ
    てしまっていた。

 ・クラシックもポピュラーも、こうあるべきという演奏はかわらない。
  クラシックには様式があるから少し教養が必要なだけ。

 ・演奏の原則は頭でやらないこと。
  歌の原則は言葉の実感が自分の中にあること。

 ・演奏は音楽でコミュニケーションをとることだけでなく、音楽の神と対話して
  いること。いかに神事であるか、霊感があるかということ。観念ではなく実感と
  して演奏しながらご神託を感じるのがアーティスト。

 ・死ぬまで選ばれようとしてやっていくことが必要。

◆本日の磯貝語録
 ・演奏家は音楽を私有化することは許されない。
 ・学習は等身大でもいいが、演奏はスケールを大きくしなければだめ。
 ・歌っているときに戸籍上の"私"を出さない。歌の主人公の"私"をやること。

◆本日の感想
 今日は今年度最後の試演会。もっと身体全て(全身全霊)を傾け、音楽とが
 っぷり取り組んで行かねばと痛感しました。
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