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市民発声・呼吸法(3/15)                    《共通系》

3月15日(土)市民発声・呼吸法

講座テーマ「試演会」

[1]ストレッチ(沖田講師)
 ・体を伸ばす→尾てい骨をまわす(丹田を意識しながら、仙骨を意識しながら)
  →足を付け根から回して回復運動
 ・腰だけ動かす意識で前後左右平行に→回す感じで斜めに
 ・胸から上を前後左右に回す(腰は固定)→頭は固定して胸だけ動かす意識
  で同じように
 ・首だけ動かす意識で同じように→前後左右に倒してほぐす
 ・股割り→その状態で腰をひねる→回復運動

[2]試演会「人はなんで生きるか」より/トルストイ作
  
 試演会朗読箇所と担当者
 p7頭~p8の5行目まで Aさん
 p8の6行目~p9の7行目まで Bさん
 p9の8行目~p10の8行目まで Cさん
 p10の9行目~第一段落の最後まで Dさん

(1)個人指導と各自練習
 Dさん:前回お休みだったので補足説明。体をしっかりと使って前につくる。
    頭のつもりでなく、前の人に訴えるように。
 Cさん:おおげさに体が止まっていると、止まっているほど頭の観念だけに
    なってしまう。どうやったらいいのかを自分で見つけ出す。
 Aさん:説明をして本人の納得をすることではない。「納得しなかった」と
    いう文なら、全身で納得しないことを表現すること。

(2)試演会講評(磯貝塾長、沖田講師)
 Aさん感想
  基礎に戻ってやれた。はっきりと理解していなかった部分を確認できた。
  本読みに関しては、地だけだったので難しかった。読み慣れることで
  新鮮に感じられなくなった。
 磯貝塾長
  終盤のってきたが、はじめはぎこちなかった。リズムを作れるようになると
  いい。ポンポンとリズムをつける癖ができてくると停滞しなくなる。句読点
  などでの"間"、これがただなにもない状態ではよくない。しゃべりはしっかり
  としてきた。全体を通してもっとおおげさなほうが良い。セリフの声も飛ぶ
  ようになってきた。頭が止まらないよう、いつも流れるようにすること。
 沖田講師
  声は明確なだけに、何を伝えたいのかをもっと出せると良い。

 Bさん感想
  職場での周りの人の喋りにも関心がでてきた。不必要に喋っていたのが
  少しは落ち着いてきた。
 磯貝塾長
  序盤はやはり口喋りでこもって聞こえる。思いで喋ってしまうとアバウトに
  聞こえる。思い語ではなく考え語でしゃべる。思いだと漠然なので、相手も思
  いで漠然と聞いてしまう。腹まで降りる、気が降りると口喋りではなくなる。そ
  うなると文字通り落ちついた喋りになる。内容は自分に起こり始めている。人
  に聞かせたり、伝えたりをこれから、技術的にも意識的にもやっていきたい。
  自分が楽しくやれている感じもでてきた。
 沖田講師
  最初から比べると別人のようだ。あとは伝えるということをもっとしっかりと。

 Cさん感想
  仕事上のことでも役に立ってきたが、実生活でも急に話しかけられたりしたと
  きの対応などで何が今まで足りなかったのかがわかるようになってきた。人と
  の関わりに関する長年の疑問にも。
 磯貝塾長
  基本的に口も体も動かさずに喋る日常の様なので、全体少しずつ大げさに
  なることを意識的にやって行くとよい。録音した声を聞くときも自分化せず、あ
  たかも他人のを聞いているかのごとく楽しめると良い。自己意識、自己責任
  の枠から解放してゆきたい。外の力をもっと利用すると楽になり、そこから楽
  しさが始まりますヨ。
 沖田講師
  声そのものもパワーはまだ弱いかもしれないが、最初と比べると段違いだ。
  読みも素直に出てた。

 Dさん感想
  声についてほめられたのがうれしかった。学ぶことで朗読いついての苦手
  意識が薄れてきた。その分、ちょっと満足しちゃって練習や向上心に欠け
  たかも。
 磯貝塾長
  セミョーンという人間で読んでいない。外に出ていることの明確さは、その
  人間の中があるからであるということを理解したい。声はすごくいい。これが
  人間らしく聞こえてくると本当によいものになる。聞き手が理解できる
  スピード感というものを意識する。Bさんと同じく周りに自分の喋りがどうか
  聞いてみる。すると相手は聞くようになってくる。
 沖田講師
  どうしたら人間らしく伝わる言葉になるのかという研究をしていただけたら、
  いい声なので、さらに内容もよくなってすばらしくなる。

◆本日の磯貝語録
 ・自分のことは、自己理解より他人の方が正確にキャッチしている。
 ・内向表現は、外にはうまく伝わらず、誤解の原因となることが多い。 

◆本日の感想
 今年は最後の試演会でトルストイを読んだ。細かなことが気になり、緊張し、う
 まくいかなかった。講評で「この主人公はどういう人間か」と質問を受け、基本
 的なことに意識がいっていなかった。創造塾2年が終わるが、毎回的確かつ
 具体的なアドバイス、改善点を与えられ非常に有益である。
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