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表現・発声クリニック(3/13)                    《共通系》

3月13日(木)表現・発声クリニック

講座テーマ「 そのくせ、その声」

[Ⅰ]サロン:日本語の縦書きと横書きについて
  縦脳と横脳、縦の動きと横の動き

[Ⅱ]個人のもっている喋り癖を作文にして発表
  ・"癖"という言葉にはマイナスイメージが強い気がする
   →癖というのは部分的なもので全体的なものだ。
      ↓
   日本人は部分的なものを見てほめることより、だめだしする傾向が強い。
   儒教の影響ではないかと一説では言われている。

 Aさん:話し方の癖として早喋りがある。「はい、じゃあ」
 Bさん:普段は低音。大人数になると高音、早口になる。
     「えーっと」「ますー」などの癖
 Cさん:自分なりに操作して、ある程度癖はとる。
 Dさん:言葉が不明瞭で早口。「でも」「だって」などの癖。

 しゃべり癖   と   話し癖
  talk           speak

 A  →  B
  伝達―情報、考え、思い、感情
   ↳声を媒体とする

 まず、AからBに届いているかどうか。
 そして次に、Bがそれを認識しているかどうか。
 また、Bはそれをどのように受けるか
          ↓
 これらの要請で伝達の精度が変わる

    ↗ C
  A → B  複数の場合もあるが、この場合は"喋る"という
    ↘ D   言葉は使われないことが多い。

 喋り癖:自己発散、相手を無視
 話し癖:問う方向、結果が欲しくなる

 ◎喋り方は個的なものだが、構文能力は遺伝する。

 日本人は構文の仕方が利己的になる傾向がある。
 →自分に都合のいい部分だけ捕らえて他をスルーしてしまう。

 自分化しないということは、美術が教えてくれる。
 しかし、肉体を使った芸はそれがしにくく、なかなか芸になりにくい。

◆本日の磯貝語録
 人のことを聞いているときに、すぐ納得しない。
 他人の言うことを自己化して聞く癖をやめることから新しい人生が始まる。 

◆本日の感想
 喋り癖は無意識の産物で、普段自覚することはほとんどない。今回は、あえて
 そこに突っ込んだ内容で、各自が認識を深めたのは有益であった。これを認識
 し日常変化すれば「人格改造」になるなと思えた。
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