7月17日(木)歌テーマ別
講座テーマ「試演会」
[Ⅰ]ストレッチとピアノ合わせ
・ピアノ合わせ
・合わせ以外の人は各自ストレッチ
・各自調整
[Ⅱ]試演会
①Aさん "Ombra mai fu"(高声)、「霧と話した」
②Bさん "Ombra mai fu"(低声)
③Cさん "Ombra mai fu"(中声)、「霧と話した」
④Dさん "Ombra mai fu"(低声)
⑤Eさん "Ombra mai fu"(中声)、「霧と話した」
⑥Fさん "Ombra mai fu"(中声)、「霧と話した」
⑦Gさん "Ombra mai fu"(低声)
⑧Hさん "Ombra mai fu"(高声)、「霧と話した」
⑨Iさん "Ombra mai fu"(中声)、「霧と話した」
⑩Jさん "Ombra mai fu"(低声)
⑪Kさん "Ombra mai fu"(低声)
⑫Lさん "Ombra mai fu"(高声)、「霧と話した」
[Ⅲ]評価(一人ずつ)
①Aさん
磯貝塾長:顎のあけ方を研究する。泣き顔になるのは、発声が悪い。歌いなが
ら考えない。
森下講師:もっと澄んだ声を持っている。少し乱暴である。
②Bさん
磯貝塾長:喉に力が入っている。声を出すことが緊張になっている。解放して
いくこと。
森下講師:ねらいすぎ。口にくると喉が上がってしまう。必要最小限の骨だけ
で歌う。
③Cさん
森下講師:上の声、下の声の行ききができるようになってきた。骨で立って骨を
振動させる。どう音楽に入っていくか
磯貝塾長:立ち方がよくなかった。下半身が止まっている。音楽のポジション
ではない。
④Dさん
森下講師:[a]の母音で抜けて響くところがあった。今までと違う響きなので、そ
れが安定するとよい。
磯貝塾長:顎をただあけるのではなく、顎関節を響かせる。
⑤Eさん
森下講師:立ち方と顎が改善されるともっと良くなる。弱音の声は抜くと口先に
なって伝わらない。
磯貝塾長:一本足で歌えるぐらいの立ち方で歌う。歌い込みが少ないと顕著
に現れる。
⑥Fさん
森下講師:思い切って声を出していた。息の出し方が直接的である。体が斜
めになっている。
磯貝塾長:顎に力が入っている。横隔膜の張りを作る。猫背禁止。
⑦Gさん
森下講師:声がかたまっていたのが、少しとれてきた。フレーズの切り方が全
て同じ。顔が恐い。
磯貝塾長:体をひねってしまったらOUT!やる気があるので力が入る。降ろしす
ぎ。音楽のやる気は水素の風船を上から軽く押さえるようなもの。
⑧Hさん
森下講師:芯が出来てきた。存在感が出てきたので、大人の歌になってきた。
ブレス注意。
磯貝塾長:歌いながら胸がさがってしまってはだめ。立ち方を真剣にさがす。
下顎で笛に圧迫を与えている。笛にあるエネルギーを笛にためてい
る。
⑨Iさん
森下講師:肩と顎に頼っている。重心が後ろになっていた。フレーズが流れる
ようになってきた。歌が歌えるようになった。
磯貝塾長:雑念が多い。口の動かし方、舌の動かし方が遅い。弱音器はもっと
深いところから早く流すことである。
⑩Jさん
森下講師:もっと生理的に気持の良い所で歌えるように。上の音(天井)が降り
てきてしまう。
磯貝塾長:喉あけすぎ、息流しすぎ。もっと自信を持って。もっと単純化する。
⑪Kさん
磯貝塾長:息の流れが良い。聴くということが考えることである。歌い込みが足
りない。
森下講師:落ち着いて素直で歌っている。もっと良い声があるはずである。考
えるのではなく、感じて欲しい。音楽に飛び込んでほしい。
⑫Lさん
森下講師:"ラルゴ"では癖がとれたと思ったが、"霧"になったら子供のような
歌になってしまった。
磯貝塾長:高い声のポジションが高すぎる。もう、高い音も低い音も同じポジ
ションで歌う。"霧"は口歌いになっていた。歌っている時の口の中の
形がいつも同じなので、言葉に表情がない。どうしたら気持ちよく歌
えるか。
《今期を終えて》
今期は楽器作りをした。胸声ができると頭声ができるようになる。音楽的な自
然さを獲得していく。自分の楽器しか頼れるところはない。軟口蓋が下がる人
たちは特殊な訓練が必要。それには喉を下げないとだめ(喉の操作ができな
くて喉が開かない人もいる)
ペットの練習を3ヶ月やったということを覚えていて下さい。効果が出るまで個
人差はある。
9月からは黒人霊歌→開放すること
◆本日の磯貝語録
「胸声を練習した」と自覚する、刻み込むこと。だから思い出せる。
◆本日の感想
1人で歌うといやおう無しにその人の個性が出る。各々のちがいがとても面白
かった。先生方の講評が各々の良いところを主に悪いところも明確に指摘さ
れ、第Ⅱ期(9月から)の目標が明確になった。
2008/07/17 (Thu) 23:00