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話し方診断(5/30)                      《共通系》

5月30日(金)話し方診断

講座テーマ『日本語の復習』

[1]ストレッチング(沖田講師)
 1)全体柔軟
 2)歩行+ランニング
 3)腹筋運動  左・右膝立て
 4)背筋運動  左右を互いに上げる
 5)四股
 6)四股で歩く

[2]磯貝塾長
 ・前回のふりかえりとイントロダクション。
 ☆社会生活のクオリティを上げる。
  ・ことばから声にアプローチをかけていく。

[3]日本語の特徴を考える・・・・復習(資料参照)
(1)膠着語・・・トロッコの様に続いていく⇒最後に結論がわかる。
 "はじまり"と"おわり"のつながりが明確でない。
 日常ことば・・・ことばは遺伝していく。"800年で入れかわる"(司馬談)

 ◎喋り言語仮説
 ・今なんとなくしゃべる頭の構造は武家社会がはじまったあたりからかわってい
  ないのではないか?800年の中の積み重ねがある為。
 ・3つくらいの事を考えないと納得がいかない様になっている。
  ⇒一発で表現できない。追認識が欲しい。
 ・3つくらいの事⇒これとこれとこれが・・・になる。

(2)動詞は文の最後に来る(S.O.V)
 ・状況を出すのではなく、心性を重視する。
 ・主語を明示しない。文脈の中にかくしている。
 ・"私"を連発しない。(奥床しい。)
 ・目的語がつづいてしまう。・・・話芸で多用される。今の若者は上手い。
  →言語がくずれていく。言語はルールである。公共性を高くする事とは別の
   問題。
 ・漢語と大和言葉がひとつになった事で進歩してきた。
 ・文学、演劇、詩が言葉を豊かにしてきた。
(3)助詞、助動詞などの後置詞が重要
 ・"私"は、ではなく、私"は"、後をたてる方がわかりやすい。
 ☆後が重要
(4)方言、訛りと共通語、標準語
 ・方言、訛りは生活言語、そこでしか通用しない。文字化できない。
  →文字化して読むとおかしい。
 ・標準語は文字化できる。
 ・音声がちがうことで排除する。Personalな言葉で村をつくる。子供がよくやる。
  →Openであれば方言もよい。
(5)日本語を「読む」「喋る、話す」「書く」
 ・3つにわけてつかっている。
(6)地域、時代、世代、性別、社会性で異なり時々刻々変化する。
 ・みんなが使えばこわくない、通常となる。
 ・しゃべりにくいもの、むつかしいものは使わなくなっていく。
 ・原因があってかわっていく、滑舌も同じ。
 ・言葉は伝播性がある・・・人にとって音声の方が興味深い。が、視覚で過多に
  表現 (刺激が強い)⇒(目が壊れる・・・視力が悪い人多い)
(7)標準語は書き言葉的性格が強い、共通語は音声学的性格が強い
(8)対話言語
 ・私的言語(相対)
 ・非私的言語(非相対)

[4]あいさつ語、会話語について(資料参照)
 「お元気でいらっしゃいますか」、、、元は"元気ですか"疑問、答えが欲しい。
 「元気ですか」、、、練習
 ・英語 How are you? から来ている説がある。(訳語的)
 ・日本語でも'元気におはしますこと'がある→正しい状態。
 ◎本来のものがわかっていると様々な言い方ができる。
 (わからないものは曲解されてしまうおそれがある)
 元の気→気は丹田
 →正しい元気は顔で言うのではない。上から下までひびかせることのできる
 言葉。
 元気です・・・"です"までしっかりつくる事。

 一所懸命言っても伝わらない。⇒言葉をちゃんと言っていないとダメである。

 ・文脈介錯しただけでは伝わらない。
  ・相手の反応をうけて言葉をつくっていく⇒話が長い。
  ・結論が出るまで時間がかかってしまう。
  ・論がない。思うと3つ出てしまう。
 →語と句をちゃんとしゃべる事。

 'お元気ですか?'①自分の元気を確認する(感情ではない)。。
 ↓          ②相手に投げる
 「御」(おん、ご)→"お"と"ご"は音がちがう→ものがちがう
 ↓
 形をつくる
 ↓
 口からのどをひらく

 ☆それだけをする。情動をわける。まぜると音声が不鮮明になる。
 おだやかな会話。

 'お元気でいらっしゃいますか'
  ↓    ↓    ↓
  御    置    座居 'い'が2つある・・・仏教用語
 ちゃんとしゃべるとおちついた人に聞こえる。

 ☆印象に残った事
 ・自分の思ったことを、思いでやらない。
 ・個人的な情動を入れると音声がみだれる。
  気持ちを入れる方がよいと思っていた。必ずしもそうではない。
  →相手の情動を満足させる事ではない。(伝達言語)
 ・話しことばと書きことばが近寄っていた。
  中心がなくなっていることを実感。
 ・ことばはインタラクティブである。言葉の上滑りを感じる事があったが
  文章の問題ではなく、気の問題であった。語の元の意味を知る事が大切だと
  わかった。
 ・膠着性と心情がまざる⇒うまく伝わらない。
  ・・・あることがある⇒"ある"ことが"ある"のあるは同音で同意になってしまう。

◆本日の磯貝語録
 喋り語は「思い語」、文章語は「思考語」。
 日本語は思いを表す語法が未だに未発達である。

◆本日の感想
 特にパブリックな場面において、個人的な情動を出して話すと、音声が乱れか
 えって伝わりにくい。思いの「白」状態での明瞭思考ことばの方が適確に伝わる
 事を知った。「眼からうろこ」だった。
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