11/17(木)名曲をうたう
[1]講座(磯貝講師)
1)゛Lasciatemi morire!"
・音とり(覚えてしまう)
・歩きながら歌う「A」
背中に譜面が印刷されてしまうといい(頭で譜面を追わないこと)
頭において思い出しながら歌わない(身体感で覚える)
・台の上を登り降りしながら歌う「ア」
どんどん歩いて勢いのある音楽にする
※たて口、丹田を入れる
→崩れないように歌うにはどうしたらいいか、各自工夫すること
オペラは動いて歌う(棒立ちではダメ)
見せることも同時にやろうとする “ソリストになったつもりで”
・バンザイして台を登り降りする
2)゛Il mio ben quando verra"
・声出し「ア」
息を出す(声は吐き出さない)
・一人ずつ歌う
喉の位置は変えないで歌えるように、言葉の内容よりまず息を出すこと
迷わず、音楽を引き受けて自信を持って出す。仁王立ちは×
P129.2段目:喉をあける、首や背中に力を入れない
腰を入れて、膝を曲げる
喉の位置は変えない
P130.3段目~(二人一緒に):歌っているうちに気持ちよくなるように歌う
3)゛Ombramaifu"
・歌詞をつけて歌う ※舌は細くつかう
・台を登り降りしながら歌う
たて口の「ア」(鳴りは、首の下の骨) ※丹田を入れて
・一人ずつ歌う
丹田を入れる、わずかな空気の動きをキャッチするような感覚を体がやること
スポーツの実感とは違う
下半身の感覚をもっと鍛えること
自分の声を外で聴こうとすること
部分的に音楽的になってきた、それをつなげられるといい
音楽がやってきてくれるのを待つ
音楽になってきた、このまま安定させていくこと。すると次の訓練に入れる
◎クラシック音楽
たくさんの人間がたずさわって、育ってきた品格がある
一生懸命やって出来るものではないが、手を抜いたら相手にもされないもの
☆音楽がやってきて、自分も音楽にさせられるという体験をたくさんすること
☆音楽の魂を聴く
4)再び
゛Lasciatemi morire!" :歌詞をつけて、underコードで歌うことを覚える
゛Il mio ben quando verra" :歌詞をつけて
゛Ombramaifu" :喉を開けて、体内に音楽が充満するように歌う
力が入ってしまうところこそ音楽をするところ(ほぐす)
次に必要なのは響き
◆本日の磯貝語録:クラック音楽(芸術)は、永い年月幾多の人がたずさわり、今なお育っている。
そこに品格が生まれる。
2005/11/17 (Thu) 19:00