7月2日(水)俳優ことば
講座テーマ「文章表現-演習」
〔1〕磯貝塾長によるピアノを使った声出しレッスン
・喉をあけること!! 喉頭実感を大切にする。
〔2〕俳優ことば講座のまとめをする。(配布物を見ながら)
・言葉は時間(感覚)をくずす、そしてつくる。
・言葉は多岐なものである。時間感覚は厚みや長さを表す。
・言葉の本質をとらえて字を読むおかげで、想像力が豊かになる。
〔3〕かわいい女を試演会に向けて、読む練習をする。
・今までの講座でやったことを、応用しながら読む。
・テキストから、自分の時間感覚や身体感覚など、表現できるところを見つけ
出して、決めていく。
・“自分でつくっていく感覚”を皮膚で覚えていくこと。
・文の中でポイントになる所をみつけ、それに向かっていくようにすること。
・地読みを明確にすると、台詞がたつようになる。
◎一語一語、自分の体に説明してあげるように読むこと。
◎実体化するために、テキストをデザインしていかなければならない。
・発声の問題、発語の問題、内容づくりの問題、文脈解釈の問題等、様々な
ことが、喉頭実感、皮膚実感により、一つにつながり全体化されていく。
・口腔発話(特に前腔)したと同時に、全体化がくずれ、表現性がなくなり、説
得力がなくなる。
◆本日の磯貝語録
◎喉頭実感することで、体、頭、心、感を同時に体感する。
◆本日の感想
文字テキストを喉を使い身体化するのはおもしろいが、なかなか難しい。これ
が表現というものか。少し喉と身体の実感があるようになってきました。
2008/07/02 (Wed) 23:00