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俳優ことば(7/16)                        《ことば系》

7月16日(水)俳優ことば

講座テーマ「 情意語の表現 / 文章朗読試演会 」

 試演会
①Aさん:空間の創り方は良い。自分でやっている事は分かるが、前に飛んで来
     ない。手と顔にある事は分かるが、腹の中にまでつながっていると良い。
     テンポが単純。大分聞かせるようになってきた。

②Bさん:座ったのは、Good.以前よりスピードは上がったが、何だか早く読んで
     いるようですね。書いてある字の表面は分かるが、その内側や裏側の一
     番大切な心の裏面が聴こえて来ないですね。字を読む事をもっと楽し
     む。うれしくなること。

③Cさん:声の種類、息の種類が増え、自然な表現の奥行きと色彩がぐーんと増
     えた。Good. とても聴き易くなった。次は読みながら、その言葉、その
     役の心がもっとウキウキと感じて欲しい(たとえ悲しくても)。

④Dさん:声がその言葉を目の前に具体的に(立体的)造形すること。やはり、台
     本と君との間の取り引きから、抜け出していない。そのテキストのお陰で、
     あなたの心や感情や知性を聴く人に伝え上げること。うまそうに読む事
     ではなくね。

⑤Eさん:以前より、落ち付いた声が出せるようになった。
     言葉の明瞭性は、良くなっている。思いや感情がハラの中におさまって
     いるとよい。役の読み替えはうまくなった。地読みは、少し読みすぎ。
     もっと前に出し、伝えるとよい。書いてある事は分かるが、その裏がもっと
     深くあると良いですね。

⑥Dさん:声が落ち付いて来た。やはり肩、首、顔に集中してゆきますね。もっと
     腹と腰、下肢に降りると良いですね。頭の中の事が声にのって、前に出
     て来ると良いですね。喉を締めすぎないで、鳴らすこと。

 ・客に向かってなげかけること、全身で表現すること。与えられたテキストに向
  かって全身全霊で取り組むこと。
 ・今後、この文や台詞を何回読めると思う? 読める時の喜びや感動を実感す
  ること。
 ・目の前に具体的に出すのが、俳優の仕事!

◆本日の磯貝語録
 物事の表(おもて)は、裏の存在のお陰で成立出来る。

◆本日の感想
 今後生きている間に、“この文”(テキスト)を人様の前で何度やることが出来
 る?-そのありがたさと喜びーこの心のエネルギーを高め、持つことの重要
 さを痛感しました。
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