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俳優ことば(9/17)                        《ことば系》

9月17日(水)俳優ことば

講座テーマ「劇の形、要素-1 」

 ・創造塾でやる様々な事は、体験して終わりでなく、その事をベースに“考え
  る”こと。自分を外ではなくて、内に入れて考えること。
 ・舞台では、言葉が交わされる(セリフ)。だからこそ言葉に対し、ルーズになら
  ず、正確さや厳密さが必要となる。専門家になること。
 ・皆に伝わる「共通の言葉」で話すこと→共通の言葉って何?

〔1〕劇の形、要素を考える ①
 ◎〈演劇とは何か?〉を考える。
(1)劇って何だろうー素朴に考える。
 Question : 劇が好きですか? (Yes or No)
     なぜ好きですか?→(楽しい,非日常,高エネルギー,物語りがある,etc.)
     それは具体的にどういう事ですか→自分の経験から答える。

 Question : 劇の種類(悲劇、社会劇、子ども劇、大衆演劇、喜劇、史劇、風
        刺劇、学校劇、映像劇、TV劇、放送劇…)

 ・自分のやってきた実感で、物事をとらえていくこと。そして、そのことを具体的
  におとしていくこと。→自己の客体化

 ・お客さんを喜ばせるために、台詞をはいているか?
 自己実現のためのセリフ術ではダメ。(客は、身銭をきって来ている。)

 ・これから台詞を読む時、どこが客をこちらに向かせるか、どうやったら喜ばせ
  るかをつかむ力、勘所をつかむ力を養うこと。

 ・劇には、美しい声と美しい顔の光役(ヒカリヤク)(華)と汚い声と汚い顔の汚れ役
  (ヨゴレヤク)が必要。(相方でおぎない合って劇をつくる)

 ・俳優は、専門家!! 脇役は脇役、主役は主役、華は華、汚は汚…。役割分
  担が明確だと分かりやすい。

 ・客は俳優をおだてて、俳優をいい気にさせる。そして俳優はその力をもらい、
  もっと客をいい気持ちにさせて楽しませる。相互作業で良い劇ができていく。

 ・もらった役がどんな口跡かを考えること。(形や気分の前に)
  役のポジションや自分のポジションが分かっている役者同士で、舞台をつ
  くっていくと面白いものができる。

 ・人間がつくっていくこと(芸能、芸術)だから、継承されていく。今の生きている
  代では、できなくとも、次につながるのだから、やっていこうと思えるかどうか。

 ・芸という筋に乗っかって、役者が、作家が、スタッフが、そして観客が、演劇を
  芸術にしていく。

 ・客が楽しむこと、客が喜ぶこと、それを提供することが俳優。

 ※次回までに、「台詞と日常会話の違い」を考えてくる。演技論

◆本日の磯貝語録
 ・とにもかくにも、客を台詞でもって楽しませることができるかどうか。
 ・俳優術とは、社会とどう接点をもっていくかである。
 
◆本日の感想
 「劇って何!」を掘り下げた。何と自分は薄っぺらな考えだったか恥ずかしくな
 った。お客を楽しませる視点とエネルギーが欠けてました。私が楽しんで、私
 が輝いて…違ってないけど当ってない。俳優が幼いと、劇は当然、幼いです
 よね。
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