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俳優表現実践(9/11)                      《ことば系》

9月11日(木)俳優表現実践

講座テーマ「セリフ術 -声と心と語-」

[1]各自ストレッチ

[2]本番をやって鍛えなければいけないと感じたこと(塾長)
 「唇と目」その役の唇、目になる 瞳孔を発明する
 下唇にその人の特徴がある。変な人は上唇をつくる。唇の内側。
 自分でないものにする 頭 → 身体 不都合を感じるようになる

 ・キャラクターは顔 目から発する 瞳孔から
  日常では受けている 本気で本を読んでいるときの反対の目と精神
  外から見えるものと自分の内側の感覚をつかまえる
  唇をくずしても声がとぶ口跡をつかまえる。写真をとる
  受ける「見る」と出す「見る」をマスターする。日常的情態では1000人劇場に
  なると伝わらない。

[3]セリフ術(議長、出先さん)
(1)セリフ術とは、語と文を声という素材で出す。実際にする。
 ・「セリフのことば」と「そうでないことば」は何が違わなければいけないか。
  技術としてのセリフ術を決める、作る、育てる。
 ・より好ましい、より適確にものを伝達することばとその声。
 ・思ったままのことばがセリフになるか「何をセリフとみなすか」
  他人に通ずることばであるか、100歳になっても通ずるか。
 ・渋谷・原宿・六本木の同世代限定のことば、少し前の歌舞伎町
  他と交流しないことばでなく、時々刻々変わっていく普通のことば
  スタイル、様式に則ったオーソドックスを決める。
 ◎同族以外に通じる社会性のあるセリフ・劇とは何か

(2)セリフを考える
 セリフ…劇の出演者が劇を作る上で使うことばの実際。
 台本…劇の土台となる本。責任をもつ作者がいる。字になっている。
    多くの人に浸透させるため(作者からみて)
 [劇を演じるのに台本はなぜ必要か]役者にとって
 ・役者にとって頼る、唯一の根拠
  役割がはっきりする、役者は演じるだけ
  勝手に変わらない、変えられない材料
  共感がある
  役者は台本をたたきのめす 負けたら終わり
 ・演ずる側として演出家の考えをこえるものを出す
 ・書いてあるものをどれだけちがう世界へもっていけるか

(3)台本がなかったらどうなるのか
 ・劇をするより激したい人たちとは一線を画している
 ・自己実現の社会化は難しい。自己表現は個人のもの。
 ・露出狂とのぞき。暴露趣味と役者はちがう。
 ・自由な思い付きは楽しいけれど、他人に提供出来ない。
 ・そもそも台本がないと無駄なものが多そう。あると制限される。

(4)塾長提案
 《心の訓練ができる芝居》人とつきあう 豊かな、広がることば
  どんな人とでもはなせることば はじきださないで吸収できることば
 ◎他人と生きていくためにことばを育てる と同時に自分の心も育てる

(5)劇で何をしたいか、劇で何をさせられたいか?
 ・汎用性のあることばを育てる ⇔ 自己満足言語、私語
 ・自分に近い人にも遠い人にも通じる、時空間をこえて通じる = 普遍的

  ある人間の人生の一部分を切り取ったものを - 芝居
  ややこしい生きた人間にみせて承認させるものを作る倫理性。
  だれにでも通じるわかりやすい形で提示する。

 ・生きた人間・役者が生きた人間・観客に喜びを感じさせる。
  最終的に生きていることが喜びと感じられる。
 ・毒があるとおもしろいが皆がそっちを向いているわけではなく、もっと実直。
  役に立たない刺激・毒は常習性がある。中毒性
 ・普通の人たちってどういうものなのか? 当たり前の生活、当たり前の感性。

  ことばの問題と心の問題をひっかける
 ◎同じことばがなぜセリフになったりならなかったりするのかつかまえる
  何がちがうのか???
  台本を操作する方法

 次回「日常のしゃべりとセリフは何が同じで何がちがうのか」考える
  日常のしゃべりにする作業と
  セリフにする作業のちがい → どのように声で再現するか

◆本日の磯貝語録
 セリフとセリフでないもののちがいを声にして、あきらかにちがう術を身につけ
 ること

◆本日の感想
 今迄に何度となく聞いて来た、言葉の深層に入り込み、実際ワクワクしていま
 す。
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