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声・ことば表現テーマ別(7/13)                  《ことば系》

7月13日(日)声・ことば表現テーマ別

講座テーマ「外感覚・演習『ファウスト』」

[1]外感覚とは。
 ・全身を前後に二分し、前(顔・腹・脚)、後(後頭・首・背・腰・外腿)の
 身体感覚を持つ。前=内感覚 後=外感覚とする
 ・内と外=感覚を持つための身体エクササイズを行う。
 ・日本人は基本を内側におくが、外側につくるのが外国人的な身体の使い方。
 ・作品をやるときには、自分の身体を感じてやる。
 (手のひらと、手の甲=日本人はひらで感じるが、外国人は甲で感じているの
  では?)
 ◎ 海外の作品のときは、それにふさわしい身体の感覚が必要。
 (日本の感覚ではなく、西洋の感覚で捉えると変わってくるのではないか)

(1)身体の外感覚をつかむ。(「ファウスト」などを、日本人の身体感覚でやると
  違うのでは?)
  身体感覚を変えると、作品感覚も変わる。
 EX-①外側で「この花を見ると思い出す」とやってみる。
 →観ている方は分かりやすい。役者は内側でやったほうが実感があるとの意
  見も。
 EX-②「一枚、二枚、三枚・・・、あれ、一枚足りないなぁ。」
 内と外・両方でやってみる。
 (爽)快感→外側のほうがある。
 実感→内側のほうがある⇒役者は実感はあるが伝わらない。日本の芝居っぽ
 い。
 EX-③「実は、それ、私がしました。」
 outside(外側)、inside(内側)でやってみる。
  ↳分かりやすい ↳役者がやっているという実感は持てる。観ていると
             湿っぽくもある。

[2]演習テキスト「ファウスト」
 ・身体感覚を変えて読んでみる。
 P25~ 3人組で練習。身体をそれぞれ変えること。
 発表(演ってもらい、演者が何をしていたかを言い合う)

 ①組 身体感覚より身体運動になっていた。それは、キャラクターではない
    (塾長)
 ②組 オーディエンスからの感想:背中に長方形の 背中に重たい羽 前に何
     かが 外でやっているのが分かった。
     役者の感想→言葉によってポジションが変わった。宇宙観があった。
 ③組 オーディエンスからの感想:身体運動ではなかった。3人が浮いている
     ように感じた。など。
 ④組 オーディエンスからの感想:癖があって同じところにはまっている。クセ
     が強く出てた

 ◎身体を超えた空間感覚をつかむのは難しいので、身体感覚を必ず経て行う

 演習―2

 ◎自分自身の感覚として、「ファウスト」を掴むことができるか
  P175~ ファウスト・メフィストとの掛け合い(男・男)
  P192~ マルテ・マルガレーテの掛け合い(女・女)
  P206~ マルガレーテ・ファウスト(男・女)
  練習 個別で磯貝塾長の指導

 ・日常喋っているときの状態を知っておく。(自己状態の認知)
 ・感覚は、力強くなくていい。

 ◎意識と感覚の違いを掴む。
 ・全体的に感覚としては、"やりすぎ"てしまっていた。(激情的)
 ・感覚はとめられない。いつもゆらいで、動いている。身体感覚とは、そういうも
  のではないか?

 ◎意識・実感より、中間のことをとらえる。
 意識の強さが災いすると頭表現となる。すると喉頭が締まってしまった。

 ◎やりすぎから次の段階へ
 感覚的なものを捉えていく。抜いてなくすのではなくて、外側において緩和さ
 せる。こなれてきたなという方向へ持っていく。

◆本日の磯貝語録
 意識、実感から、全体感覚という次の段階へすすむ。
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