FC2ブログ

磯貝語録:俳優編(10/19)

【磯貝語録とは、各講座で磯貝塾長が語った語録です。
 それをわかり易い様に、塾長自身が補足をします。】


◆自前の良さ(個性)と、多くの他人に通じる良さは一致しない。
 という原則で訓練をする。

◎言葉は個性が強すぎると、他人に通じにくい。
(これは思考法や、感覚にも言える)
一方、声はその人の個性であるといわれる。その個性である声で言葉を喋る。
独り言なら良いが、誰かに伝えるとなると、個性的な声と個性的な言葉では
なかなか通じにくい。今、日本人同士が喋ることは大体通じ合っている。なぜ
通じるのか。とりあえず識字率も高く、意味は伝わっている。もう1つ。聴く人が
話す人の気持ちや思いを何とか分かろうと、すごい努力をしているから通じるのだ。
声を訓練することと言葉を訓練することは具体的には違うことだ。でも根のところで
はしっかりつながっている。言葉を荒げると声は悪くなり、喉は傷む。多くの他人に
通じる言葉とは、通じ易い声が必要であることが分かる。と同時に他人が聴き
易い言葉を用意することも必要である。でも自分の思うように生きたい日本人に
とって、知りもしない他人のために自分を改善すること(自己訓練もしくは自己
鍛錬)は少々ハードルが高いかもしれない。

                           声・ことば指導法講座
                           テーマ:「子音調音法:両唇音」
関連記事