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伝わる声とことば(11/8)                     《共通系》

11月8日(土)伝わる声とことば

講座テーマ「スピーチシーン④」

[1]ストレッチング(佐藤助手)
 (1)呼吸を伴った全身柔軟運動
 (2)骨盤運動と仙骨実感
 (3)下肢柔軟
 (4)股割りと重心降ろし
 (5)側体の伸張と柔軟

[2]話ことば(磯貝塾長)
 ○指示代名詞のしぐさについて
  ・日本人はしぐさで指示代名詞を示さない
  ・日本人は"ことばの実感"を体の実感として指示していない

 ○指示詞と仕草の演習
  (1)①これ ②それ ③あれ
   ことばの距離感が決まっているとよい。
    これ=自分の周囲3尺近辺の物事の指示
    それ=自分の周囲6尺近辺の物事の指示
   人差し指を立てて"これ"という

 ◎人間は実感情報が共有できたとき満足したという。
  ①目で見る ②指を指す ③"これ"と言う  聞いている人がわかる
                              スピードで言う
  ④相手にわかりましたかと確認する 確認の間が必要。

 <演習>
  ①椅子に座り、実物のものを見て"これ"という。
  ②鏡を見て、鏡のポイントを見ながら"これ"という
   このカバン/そのカバン

  ◎指の仕草は、必ず直前の<かまえ>をつくること
   自分の中に起こった"これ"を相手の中に"これ"として伝えることが
   できるのか(100%伝わることはなく、60%伝わればよい)

  (2)共通言語の音声と話法について
   ・言語を交わす→意識の結果を交わすこと
   ・品格ある話法とは、自、他の距離をはっきりと取り、分離すること。
   ・準備をする→かまえを作る→言葉を発する→相手に伝わったか確認する。
   ・明確な"これ"にする
    (文脈の中に感情を入れすぎない)
   ・話者は情動的になり、感情を自己発散する場合が多い。
    自己発散ではなく、相手に伝わるやり方が必要。
   ・日本人の多くは"自己言語"と"他人言語"との境界線をうまく敷くのが
    不得手。
  ◎発語のための「息のかまえ」「ノドのかまえ」「語音のかまえ」をつくる
  ◎「内言語」 自分への認識、自分の認識言語
  ◎「外言語」 他人が認識するための提供言語

  A――→B
  Bの頭になってAは発する=客体化
   BがいなくてもBの代わりを作り話す

  A――→B
  Aのまま発するのは自己発信(私の状態)
  (これでは伝わりにくい)

  ◎仕草、発語の正確な距離感、他人に伝えるためのかまえ

◆本日の磯貝語録
 「自分の考えや思いをそのまま言語にして出したら、相手に伝わる、ことは
 ない。」というところから「話し方の研究」がはじまる。

◆本日の感想
 普段何の気なしに使っている指示詞の"これ""それ""あれ"を相手に伝える
 時、有効になる具体的なやり方がよくわかり、勉強になりました。
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