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歌・演奏(6/12)                          《音楽系》

6月12日(木)歌・演奏

講座テーマ「立ち稽古/セヴィリアの理髪師(ロジーナのアリア)」

[1]各自ストレッチ(20分間)

[2]課題曲練習
①歌唱練習(全員)

②講義「オペラアリアを演じる」とは
 ・オペラとは『劇(ドラマ)』である。
 ・つもり芝居になってはいけない。自分の内面にため込まない。かといって
  吐き出すものでもない。自己実現ではなく表現するにはどうしたらいいか?
 ・音が出来ていて言葉が分かっている、という前提の元に表現(=伝える)まで
  高めることが今回のテーマ。
 ・オペラアリアを歌いたいならば、物語に興味を持つこと。その役が何を考え
  ているかに興味を持つこと。
◎“何を考えているか”が表現の原因になる。
 ・今その言葉を言いながら、頭では次のことを考えていること。
 Q:ロジーナの邸はどうなっているか
 ―部屋の位置・ドアの位置・家具の配置など具体的に決める。
 ・誰がどこにいてどのような邪魔をしてくるのか。声の飛んでくる方向など。
  つもりではなく、はっきりと決める。作る。

<Lesson>ト書きを参考に舞台の配置を決める。
 場は:4つのドアがある。ドアの先には各々部屋
 どこで:ロジーナの部屋は2階
 何を:ロジーナは手紙を書いていた。
  Q:前奏の間ロジーナはこの部屋で何をするか?
   ―前奏の間のストーリーを作れていないと実際に動くことはできない
  Q:手紙には何が書いてあるのか(具体的につくる)
   ⇒次回までに実際に恋文を書いてくること!このシーンのキーポイント。
  Q:伯爵に対して恋心を抱いたのはいつ、何がきっかけか?

 ・人に決めてもらったものでやるとつもりになりやすい。自分で考える。
 ・オペラアリアを熱唱するには筋道立ててそのことを深く考えられる能力が
  必要。
 ・歌っているのは全部「関係」。「関係」には方向がある。そして心がついて
  くる。それをいかに外にもわかるように伝えていくか。

③立ち稽古(各々自分の決めた設定で)
 ・導入部分を歌いすぎると後つなげることができない。もっとしゃべる。
 ・導入部分とアリエッタの部分がある。アリエッタの部分のテーマは何か
  →リンドーロをものにするぞ!という決意
◎感情の違いを休符や拍の取り方の違いで表現する。そのため、どのような
 内容をどのような精神で歌うのか決めないと歌い方もかわってくる。
 ・書いてあることを追いかけるだけでは演じるためのエネルギーにはならない。
 ・Moderatoの間奏に入って8小節目から9小節目で曲調がかわる。明確に何
  かが起こっている。何が起きたのか。なんとなくやらない。決める。
◎自分がやっているつもりでも外にそのように見えていないものは出来ていな
 いと理解すること→表現の原則

◆本日の磯貝語録
 言葉の裏で何を考えているかに興味を持つ。それが表現の原因になる。

◆本日の感想
 オペラは楽しいが深い人間模様だ。それを自分の中に充分に息が流れ響く。
 思い方が遅いと外にはわからない。声を出し動いて何を思い何を考えてい
 るかを外に示す。それを音楽で・・・・・・。
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