1月15日(木)歌テーマ別
講座テーマ「オペラアリアを歌う ①」
[Ⅰ]ストレッチ(全員で、椅子に座って)
・手首、肩のストレッチ
・坐骨を中心に体を揺らしてほぐす
・上体をほぐす
・後ろ首から背骨のラインを意識して後ろ首をほぐす(ゆるめる)
・顎のストレッチ、口腔内のストレッチ
[Ⅱ]子音発声練習
・[m]、[p]、[b]、[w]
・[s]、[z] [si]、[se]、[sa]、[zi]、[ze]、[za]
・[n]、[l]、[d]、[t]、[k]、[g]、[ya]、[ha]
♦子音の舌、唇をきちんとつくる、言葉の音の響きをつくる。この2つを行う。
まずは2つを別々に練習をする。発声は響きの位置であると考える。
♦オペラをするとはその役の生活を歌い手が代行することであり、それを
要求する。オペラは自分を改造しなくてはいけない。今期は自分を改造
する切り口を作りたい。
♦オペラが一番自分でいられないものである。自分をかえる。芸能は自分
の限界に穴を開けたところにある。目標を設定しないと芸能はできない。
[Ⅲ]テキストの紹介
①"La Sonnambula"について
1)ストーリーの紹介(発表:水野さん)
2)課題曲の日本訳について
<磯貝塾長>今から170年ほど昔の作品であり、当時の人々が楽しむ作品
である。追いかけやすい曲を作る。
<宿題>"夢遊病"について調べる
3)"Ah! non credea mirarti"を歌う(コレペティ)
②"La Bohème"について
1)作品について、ストーリーについて(発表:松下さん)
2)課題曲の日本訳について
<磯貝塾長>曲に二重唱が2つついている。すばらしい曲である。
3)"Donde lieta"を歌う(コレペティ)
・コレペティ中、イタリア語の読みを確認
③"Lascia ch'io pianga"
1)テキストを歌う(コレペティ)
◆本日の磯貝語録
オペラ音楽(今回はArie)を学ぶのは、歌音楽を総合的、立体的に学ぶこと
です。聴くのと歌うのとでは、写真のポジとネガ程のちがいがあるものです。
◆本日の感想
音合わせ、言葉合わせをしてみて感じたのは、今回の課題を少しでも歌に
出来たら全然ちがう次元に行けるだろうなぁと思いました。ただ、歌に出来
るのだろうか、なるのだろうかという不安もあり…楽しみです。
2009/01/15 (Thu) 23:00