11月19日(水)俳優ことば
講座テーマ「 セリフと心 」
〔1〕身体語のエクササイズ No.8:オノマトペと身振りダンス
中音(チュウオン) 〔K行×3種〕
(例)ドキ、ズキ、ブク、ムカ、トコ、ピカ、シコ、セカ、サク
・他人に聴かせる、もしくは楽しさそうだな~、やってみたいなあ~と思わせ
ること。
・自分で自分のやっていることの面白さを作っていくこと。
・いろいろやっていってつかんでいく。音の中に意味をもたせる。
・その音が表わしているリアリズムを作ってみる。リアリズムを作ることで漠然
としたものが、身体と音とを一致させてくれる。
・スローモーションでやってみる。そして元の速度に戻してみる。
リアルタイムでは分からなかった事がつかめる。正確になる。
〔2〕心の気付きシリーズ⑤ -底の心をのぞく
“心の底に引っ掛かる”ものをさぐってみる。
この時の自分の心や態度を思い出す。
・身体が反応している、その反応を細かく感じ取り、もう一度、繰り返してみる。
→人を表わす芸の基
・心は身体にある。(心の身体感)。自分の中からさがしていこう。
・自分の中で分かっていないことは、外には伝えられない。
・自分の心の根を意識してみたり、意識しないでみたり、その反応の違いを
とらえる。
・どれだけ心に繊細で敏感でいられるかが大切。
・漠然的、観念的にとらえていくのではなく、敏感に心を気付く。その心を身
体で表現する。
◎意識する心と意識しない心。
◆本日の磯貝語録
面白さを見つけるのは、役者の義務!!
◆本日の感想
オノマトペ身振りをした。発するその音と動きと形、どの体の部分を意識して
いるか等を感じてするが、全てが一致した時に体に一本芯が通って充実感
も得られることが実感できた。
2008/11/19 (Wed) 23:00