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俳優ことば(11/26)                        《ことば系》

11月26日(水)俳優ことば

講座テーマ「 劇とセリフ 演習」

〔1〕身体語のエクササイズ No.9:
(オノマトペ身体言語テキスト①5母音篇を使ってオノマトペを分解してとらえて
みる。)

 ・パフォーミングアーツは、語意を増やしながら、記号化して伝承していくよう
  にすること。反面ほろんで行く語も出てくる。
 ◎オノマトペで同質感と異質感を細かくとらえること。
 ・決まっていることの最低は、必ず分かること!!人間のことなのか?音なの
  か?自分がそうなっているのか、他がそうなっているのか?と解析していく。 
  ①自分のこと(内・外) ②自分の近くの外  ③物体の現象
 ・オノマトペを通して物事を解析することを覚え、次にテキストを解析すること。

〔2〕心の気付きシリーズ⑥ 心を通過させることの演習
 テキスト 夏目漱石 「夢十夜」から第一夜
 ・テキストを読みながら、自分の身体で感じたところを覚えておく。
 ・何を見ても、何を聞いても、何を持っても、自分を感ずること。
 ・私の心が思い、考え、動き、とらえている、じゃあ、その心って何なの?
 ・いれた台詞を必ず「自分の心を通して出す」こと。
 ・声と言葉の中に心をいっぱいいれること。◎生きている自分自身の心をもっ
  と豊かにすることで、表現の幅が広がる。
 ・そのまま字(台詞)を読んでも、嘘くさくなる、聴いている人が、貴方の心が分
  かるように、自分の心に伝わってきたものを表現する。
 ・心の集中力が切れると、台詞も切れる。音だけになる。
 ・読んでいる人の声を聴いて、自分の心が動くかどうか。
 ・頭の中で描くのではなく、心のちくちくだったり、心の動きでとらえる。
 ・書かれているキャラクターの心の実感をとらえること。
 ・しかし(接続詞)やそこで、などの語は、音だけで出しがちになるので、ちゃ
  んと意味や機能を身体で実感し、心を通過させる。
 ・自分の心との戦いのため、自分の心の貧弱さにおどろき、外から色々な心
  を取り入れる事をはじめる。
 ・架空のことを演じなきゃいけないのだから、より自分の事を分かっていなけ
  ればいけない。
 ・自分の心を普段は見て見ぬふりをして生きていくもの。だが俳優は、他人
  の心に同化しなければいけないのだから、心を見て、感じて、突き詰めな
  ければいけない。(心理学ともちがう)
 ・自分の心の曲がった状態では、表わすものが曲がってしまう。だから出来
  るだけ広げておくこと。台詞によって心が広がり、心が深まっていくと良い。
 
◆本日の磯貝語録
 俳優は「声と言葉と心と表現」を身体と共同でテキストの人間を現わに生き
 たものにする仕事。

◆本日の感想
 頭で追わない、頭の作業に入らない。とするならどうするのかと思ったが、
 Aさんの読み方が変わっていったのを見て、なるほどと実感できたように思
 いました。自分の頭でなく、それを自分の心を通して読む―大きな発見でし
 た。
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