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俳優発声(11/11)                      《ことば系》

11月11日(火)俳優発声

講座テーマ「母音調音 ア、オ」

[1] 体作り(西本助手)
 ・円陣を組んで伸脚
 ・四股歩行
 ・歩行
  Aさん ナンバ歩き、きれいに見せるようにナンバ
  Bさん 両手を振り、手を前に伸ばして歩行、背中を壁に沿って真っす
      ぐ上下させる
  Cさん 上下に引っ張られながら歩行
  Dさん ゆっくりと歩行、首の後ろの力を抜いて歩行
  Eさん 手を上に上げて歩行、スタンスを大きく歩行

 原則:無駄なことをしない。しないことによって生き生きとする
    意識とは原因である。結果まで入ってしまってはだめ。

[2] 座学(磯貝塾長)
 (1)母音調音
  母音5つを分けて発声できますか。弁別(articulation)
  現在は無意識に音は出せてしまう。
  なぜarticulatするのか。→品質を上げるため

  原則:ことばは私の問題ではない。聞く人が理解できるかが問題である。
     (進化音声論)
     聞き分けがつけば出せるようになる。出せるようになれば、
     聞き分けがつく。→感性

 (2)ア調音練習
 「アカイハナ」(赤い鼻、赤い花を言い分けてみる。各自)
 テキスト(p27)母音「ア」の解説
 下の奥歯にあてて「ア」各自 まずは自分の出している音を聞く

 「ア」×3
  Eさん 前に流れている。出している音を聞く。少し広いので
       歯の内側で響きを聞くこと。
  Cさん 奥歯より前に当たっている。無駄に息を出している。感覚なので
      考えていてもだめ。意識が強い。軽く、空気をならす。
  Dさん 何を出している(聞かせようとしている)かがわからない。
       相手に出して自分も聞く。しっかりとセットしてから出す。
       まちがってもいいから探さない。(確信犯)
  Bさん ポジションをとらえる。歯の内側でやる。下奥歯を外から
       押さえて「ア」を出す。顎を上に持ち上げる。乱発しない。
       一つ一つ。
  Aさん 舌が一緒になっている。自分でしっかり聞く

 「アマガサ」×2
  Aさん 今は鼻濁音を強調せずに「ガ」のポジション
  Bさん 「ア」をしっかりとかんで出す。中心をもって。
       舌が細くならない。「S」
  Dさん 「サ」無声子音になっている。「S」
  Eさん 調音点をしっかり。舌が鳴りすぎている。

 (3)「オ」調音練習
  鏡で各自
  自分の懸壅垂を確認する→そこに空気をあてて入れる(出し入れ)
  口の形をOにする→懸壅垂にあてて空気の出し入れ
  人の口の中を確認する 個人差があることを認識する

  「オ」懸壅垂に息をあてて鳴らす。各自
  「オトオト」「オトコノコ」深さをもっと出す。
  ※懸壅垂が鳴っている。口の中の奥を使う。

  「シドロモドロ」「アオオア」
  上の奥歯の「ア」各自。懸壅垂から斜め後ろに向かって明るい音にする。
  Dさん 手を後ろにつき、背中を張って発声→後部共鳴をつくる。

  「アタタカナハルデス」

  時間をかけて矯正していく。つかんでしまえばすぐになくさない。
  自分の宝になる。音からつくっていく。気持ちからつくらない。

◆本日の磯貝語録
 原則:無駄なことをしない。無駄のない時こそ生き生きとする。
    意識とは原因である。(意識したままでは経果も決果も生じない)

◆本日の感想
 「あ」「い」「お」など、普段無意識で言っていたので、どんな声、どんな
 音など考えてもみなかった。改めて言葉は難しいと思いました。
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