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俳優発声(11/18)                      《ことば系》

11月18日(火)俳優発声

講座テーマ「母音調音 ウ」

[1] 体づくり(西本助手)
 ・円陣を組み伸脚
 ・四股歩行
 ・壁に向かってつっぱり
 ・座って脱力、立って脱力(手を揺する)
   Aさん:ロールダウン、ロールアップ、百会を意識、背骨(中心軸)の
      実感が少ない
   Bさん:ロールダウン、ロールアップ、オトガイ筋強化
   Cさん:座って足の裏を合わせ股関節を伸ばすなどのストレッチ
      (内股の靱帯、腰をゆるめる)
      足首、膝をぶらぶら
      脱力していないと、それを見ている人が安心できない。
   Dさん:大きな関節をゆるめる。背中を伸ばす。

[2] 母音調音「ウ」
 (1) 椅子に浅く腰掛けて復習
  丹田、胸部、上腹「イ」「エ」「ア」「オ」
  (オトガイ、縦口、舌を細く、響かせる。ポジションを舌でなめる。
   口の中が鳴ること)
  ・「イ、エ、ア、オ」各自
   鏡で自分の横顔を確認しながら「イ、エ、ア、オ」の奥行きをとらえる。
   各自
 (2) 母音「ウ」の調音訓練
  「ア」と「オ」の中間、「オ」の位置を中継して天井を目指す。「オウ」の
  ような音になる。みんな自前の「ウ」をやっているのでアプローチが
  違う。
  直接天井に向かって息を出すと、前に出してしまう。「ウ」の音を出した
  ときの「ウ」の実感は耳の先端

 <テキスト>
  ウスウス ツクツク スルスル クルクル ムクムク ヌルヌル
  「ウスウス」→「ス」Sは前、Uの位置まですいあげる、戻す
  「ヌルヌル」→「ヌ」鼻から音を出す。鼻三味線。

 (3) 「ア、オ、ウ」各自 音を作り直す
  耳のすぐ後ろから後ろ首を両手で押さえて「イ、エ、ア、オ、ウ」各自
                 ↓
          どのように響いているかを確認する
 回復運動

 ・母音が中心となって言語をつくっている(意味、感情)→日本語
 ・音声は自分の中で選ばないといけない。無意識音声は育たない。
 ・音声は外の影響を受ける。(日本人は同質化を好む。環境によって後
  天的に音声が変わる)
 ・声帯は壊れてしまうと治せない。手術ができない。丁寧に扱う。
 ・ことばとは、自分の思考のすべてである。
 ・母音は全部歯の中側。下顎を使うこと。
 ・舌の動き、支えている場所(オトガイ舌筋)をとらえること。

 ○「ア、オ、ウ」各自練習。連音で明確に分離調音する。

  ・時間をかけて聞いてもらって修正し、音を作っていくこと。
   結果は同じだけれども、同じ事をしてもその結果が出るわけではない。

 ◎だめなことの実感は多いが、良いことの実感はとらえにくい。他人に指
  摘され覚えること。
 ◎音の世界では「良い」ということが分からなければいけない。
  自分の良さが他人に通じること。

◆本日の磯貝語録
 ・自分に必要な緊張が他人に不要な緊張を強いることがある。
 ・「ウ」音調音は「オ」調音点を中継して上顎天井につくるとよい。
 ・音の良し悪しは趣味判定の問題ではない。共鳴倍音の率による。

◆本日の感想
 今日は「ウ」音調音を教わりました。母音はすべて口の中(歯の中)の
 響きだと実感しました。良い響きの音は聞きやすくて心地よいものだと分
 かりました。
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