12月16日(火)俳優発声
講座テーマ「試演会(母音調音チェック)」
各自ストレッチ、声だし、調整
・母音チェック「イ」「エ」「ア」「オ」「ウ」5母音(磯貝塾長)
Aさん:聞く限りでは「ア」はかなり良い。「ウ」はダメ。オトガイの支えが
弱くなる。構えをし、支えをつけて発声する。全体的には、入って
きた当初と比べると大人になってきた。普段から声を覚えていくこ
と、自分の声になじむこと。
Bさん:顎関節の使い方が足りない。「オ」は喉があがっている。本日は「イ」
「エ」が良かった。ことばにしているという実感を常に持つこと。
ただ音を出しているわけではなく、語にしたいから練習している。
文にしたいから練習している。調音すればするほど、ことばにした
いという意欲が高まっていって欲しい。語音を磨くことは、自分の
中のセンスを磨くこと。
Cさん:「エ」の練習。語頭の「エ」は良いが、語中の「エ」のシャープさが
足りない。力みをとること。呼吸法をしっかりとする。顎の使い方を
もっとしっかりと意識する。「オ」は浅い。下ではなく奥を使う。鳴り
と響きが一致していない。宿題
鏡を見ながらオトガイをしめて調音する。音の意識とはセンス
Aさん再チェック
声は音。音は聞かなければいけない。音を聞いていないときは
広い。音をつぶさない。全体をもっと丁寧にやること。
Dさん:早く喋ることはそろそろ押さえること。
「イ」はつぶれている。発語よりも発声をしっかりとすること。
今は音が良くない。口で大部しゃべっている。喉を使うこと。
ポジションはわかってきたら、喉の鳴らし方をとらえていくこと。
聴く能力をつけること。
◆本日の磯貝語録
調音すればするほど、ことばにしたいという意欲が高まっていって欲しい。
◎母音は声という音。音の違いを聞き分けるセンスが重要です。5つの母
音を使い分けるのも、音→声のセンスがしてくれます。語感のはじめは語
音感です。
◆本日の感想
はじめてのチェックでした。すごく緊張。口の中の響きを意識し、母音を
なんとか喋ることができました。"聴く"というのがまだうまくできません。
2008/12/16 (Tue) 23:00