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俳優ことば(2/25)                        《ことば系》

2月25日(水)俳優ことば

講座テーマ「セリフを演じるために/書かれた話し言葉の具体化への本質」

〔1〕磯貝塾長による「音感訓練個人レッスン」(ピアノを使って)
 声を出すために
 ・自分の知覚ではなく、感覚の軸を捉え、特に音感を育てる。
 ・俳優は、どうやって自分の素地を保つか、その方法を見つけること。
 ・音は、耳と鼻と喉で受けること。
 ・音楽の声の響きは、台詞にも使える。
 ・何としても、音も声も、正確に聞く(受ける)事で、音感を育てること。

〔2〕座学「今までの演劇の言語(文字台詞と声セリフ)」を考える
 本を読むために
 ・台詞と言う書かれた文字を、今、その場で表現する時、自分がどういう状態
  で、どういう態度であるか、問われている。
 ・演劇は、再現芸術である。再現が消耗や質的低下になっては、芸術性が問
  われる。(昔から繋がり、今も生きていて、これからも表現できる普遍性)
 ・今の演劇は、消耗品。眼移りするものばかり追いすぎる。
 ・台詞から次へ次へと進んで行く活力を見つけ出せるかどうか!!
 ・生きるベクトル、死ぬベクトル、それぞれ違うから面白いものになる。
 ・言語(言葉)から、心の動きをとらえること。
 ・自分の知らない自分(心)を発見できるようになるために、台本を読むこと。
 ・俳優は、ストーリーを追う読者になってはいけない。著者になり替わり、しかも
  部分的(役)表現できなければいけない。
 ・台本を読みながら、自分の声ではない声(音)で、読めるかどうか。
 ・話す(しゃべる)ことが確立されていない日本で、与えられた台詞をどのように話
  すか 俳優は真剣に考えなければならない。
 ・死んでも残っていくものが作れるかどうか。そして先を作れるかがアーティスト。
 ・自分の自己消費で終わってしまうのは、ダメ。人を触発させる。もしくは、自分
  以外が育っていくように出していくこと。
 ・本を読むためのもと、声を出すためのもと、その本質をここでつかまえる。
 ・そのセリフをどの様に言うかのテクニックはある程度、教わればわかる。しかし、
  テクニックの元にある身体的・精神的・知的な基盤を理解する力がないと、表
  現の本質にせまれず、芸の質は上がらない。
 ・「なぜ演じるのか」「何に向かって演じるのか」をしっかりつかむ知力、精神力、
  身体力をきたえること。
 ・テキスト読みにより(かもめ)、その役の造型はある程度可能になったが、それを
  私自身に移す時、受け所である自分の準備が仲々うまく出来ない。

◆本日の磯貝語録
 人間が生きている原則:「話す」~しゃべる~である。

◆本日の感想
 本日は、音感訓練による、自己修正のため発声練習をしました。修正というよ
 り、今の自分の再確と微調整ができました。
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