FC2ブログ

歌発声中級(4/16)                        《音楽系》

4月16日(木)歌発声中級

講座テーマ「オペラアリアを演技する① 音楽練習ー1」

[Ⅰ]ストレッチと発声(塾長)
 1)首・腰周りのストレッチ⇒大腿部・ふくらはぎの裏のストレッチ
  ⇒顎関節・口蓋のストレッチ
 2)呼吸練習~鼻から吸って口から吐く⇒息を粒にして吐く(スイカの種)
     ⇒Z音(歯列から「ズー」と吐く)
 3)発声~P音(パパパ)⇒R音(巻き舌、「ル」の2連音・3連音)※全て縦口で
     ・L音でLA・LI・LU・LE・LOをつくる
      舌を奥に引いて息が前に出せるかという事

 ・瞬間、匂いを嗅ぐように息を吸い、それと同量の息を吐く(吐く時は上顎に
  当てて)
  ⇒歌のブレスは花の匂いを嗅ぐ程度でよい。有声音でいい音をつくる時は胸
   いっぱい吸ってはいかん。

 4)頭声~「a」で音出し。ファルセット練習。


[Ⅱ]講座開始
 ・演技つきの音楽をやるということ。演劇ではなく体で音楽を劇空間化させる。
 ・今回歌う3曲は対象者がリアルに目の前にいない。(抽象化している)

 ◎古典のスタイルは使い捨てではなく、何百年も使える汎用性を持っている。
  そのスタイルを満たす声があり、その技法は日々進化している。
 ・曲の時間軸・曲調に合わせた精神状態をつくらなければならない。
  間奏の時もその役で存在していられるか

 ◎オペラにおいては「1+1≠2(1足す1は2ではない)」
  逆の「2=1+1(2は1と1が足されてできた)」という事はありえる。
  答えは全て譜面に書いてある。


[Ⅲ]歌唱練習
 1)「La Sonnambula」(イ短調) Aria "Ah! non credea mirarti"
  ・前のブレスは次に言おうとしていることそのものを吸っているのである。
  ・片足立ちで歌ってみる。
   片足のかかとを上げる。重心は残った方の足へ。
    ⇒ここから発展させて、足を使って感情をつくる。(横隔膜から丹田にかけ
     ての部位の張りや縮み)

 2)「Lascia ch'io pianga」(ハ長調)
  ・もっと後ろまで使って深く歌う

 3)「La Bohème」
  ・ファルセットの練習
  ・釣られた魚のように上顎は縦に開ける
  ・そのシーンに必要なベーシックな型というものがある。
  ⇒型をちゃんと作れるから、歌いながら内容を考える事ができる。

◆本日の磯貝語録
 「君たちの歌は使い捨て下着(ちょっと見肌合いは良いがすぐに飽きてしまう)
  みたいだからなぁ…」
 (古典はその場の思いつきや瞬間的な感情だけでは作れないということで)

◆本日の感想
 使い捨て下着でない、何回洗っても(リニューアル)使え、百年先でも残る歌
 い方(スタイル)を捜す!
 アハハッ、ちょっと笑ってしまいましたけど、実に大切な事だと思いました。事
 実は真実でない事の見本ですね。
関連記事