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声・ことば表現テーマ別(1/11)                  《ことば系》

1月11日声・ことば表現テーマ別

講座テーマ「狂言①」

[1]「狂言」について発表 西本さん・・・資料参照

[2]狂言演習「千鳥」
◎狂言とは (塾長/三宅籐九郎さんの本を参照しながら。)
・狂言の書かれた言葉は、当時の人が実際に喋っていた言葉。ここが重要。
 およそ600年前の生活の言葉による滑稽劇。
・今の若い狂言師が演じる今を取り入れた、しかしテキストは変えない狂言。
 テキストを変えないというのは古典の基本。
・能楽やる、それは、その声を学ぶこと。600年前にあった声を、今の私がやる。
 時間を超えた感覚がある。(塾長の体験)
・外の社会は変わる。声は変わらない。声は劇、この劇の指すところは、
 「その声を持っているか」。それが劇である。声こそ、キャラクター。
・狂言は、声の出し方が大事。

[3]「腰を入れる」をやってみる→足踏みへ。
・笛を喋れるように、下ろすためには
 丹田を張るときに、脇も張る。横隔膜を下ろして、その状態で喋る。
 アゴ、舌を使って下ろしているわけではない。
 横隔膜を張って喋ると「とぶ」声が作れる。
<練習>
(1)
①鼠径部で支える。(できたら会陰で支える)。とくに奥のほうで支える。
②緊張でノドがあがるので、声は高くなる。声が変わるのを掴む。
 ポイント 胴は、動かない。

(2)
①坐骨で座る。(鼠径部を張る・丹田を張る)
②バストトップで、体の真ん中あたりを意識して、横隔膜を下ろす。
◎横隔膜を下に張ることで、ノドを下ろす。それを保持することで、その声で喋
 れる。

[4]演習「千鳥ベタ読み」
・上腹部の支えを作り読む・・・「逆さだるま」をつくる(図参照)
(1)「だるま」
 ①坐骨か会陰を意識して座る。②丹田を張る。③横隔膜を張る。
 →鼻があく、ノドが下りる。
(2)「逆さだるま」
 ①下腹部分を扇を閉じるように締めていく。②上腹を張る。

・表現を前に出す。
  →発表。

◆本日の磯貝語録
 600年前にあった声を、今の私がやる。時間を超えた感覚がそこにある。
 それが、古典の力、古典の味

◆本日の感想
 狂言をはじめて読む。文学としても面白いが、声に出すと、昔をやっている様
 で不思議な感覚。現在に通じるのだからすごいと思った。
 今の私たちは、とてもエネルギーが低いのも分かった。
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