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歌発声中級(6/4)                        《音楽系》

6月4日(木) 歌発声中級

講座テーマ「オペラアリアを演技する④ 立ち稽古」

[1]基礎運動 -歩く
 ①横3列に並び、教室内をまっすぐ歩く。手首を振ったりしながら。
  肩、首の力を抜いて歩く。顎を使って喉、耳、鼻を開ける。(5~6分)
 ②両手を上に上げて歩く。スピードUP。かかとからしっかり歩くこと。
  ももをどんどん前に持っていく。歩幅は大きめにとること。(5~6分)
 ③ゆっくり手を下ろしてリラックスしながら歩く。体が調整できたら、
  次は鳩尾を少しへこませるようにして歩く。肩と首の力は抜くように。(2~3分)

 歩きながら体をほぐし、首、肩、腰の力を抜き、体のバランスを整える。

[2]ストレッチ -背中をゆるめる。肋骨まわりをゆるめる。首まわりを柔軟。

[3]歌うための準備 -ポジションの確認
 ・頚椎を上から引っ張るようにして持ち上げる。耳の下奥を開けるようにする。
  《Lesson》椅子に浅く腰掛け、頚椎を持ち上げた姿勢。肩先を下に下ろす。
 ・「Pun」で音階発声練習。高音になるほど頚椎を上に吊り上げて抜く。
  鼻翼と鼻中隔に響きを持っていく。このとき後ろの首つけ根をしめない。
 ・「u - o -」…同じ幅で出す。でも「う」と「お」はあいまいにしない。

[4]歌唱練習
 1)Lascia, chío pianga
  ・仁王立ちでいると体のどこかが締まってきてしまう。半身を常にゆるめるよう
   意識する。
  ・胸の支えは残したまま仙骨を外に向けてゆるめてあげる。余計な力は抜い
   て言葉はしっかり。
  ・考えないこと。感情過多にならないこと。心配しないこと。泣顔にならない。

 2)Bohéme組(全員)
  ・伴奏に合わせて歌詞をしゃべる。歌のためのしゃべりのポジションを歌って
   も忘れない。
  ・伴奏がなくてもしっかりしゃべれるくらい頭に入ってないと歌うときに語りかけ
   ることはできない。
  ・全部の言葉を前に(相手に)向けてしゃべる。(全部ロドルフォにかける)
  ・しゃべる時も仁王立ちにならない。
  ・皆が同じ音、同じ声になりたい。(前回のファルセットのポジションと、
   舌、顎さばきを一致させるごとくに)
  ・脇が閉まると力が入る。◎肩を使うのは芝居でも踊りでもダメ
   肩、腕ではなく、肋骨、胸骨を使う。
  ・出した音を検証するのではなく、出す前に音はある。それを聴く。(音感)
  ・譜面を見ている時、その音(譜)に喉が反応するか?(前奏、間奏部)
  ・伴奏は耳でなく喉で聴く(反応する)
  ・歌うことは虚業。 ◎虚を実に変えるのがArts
  ◎下顎奥歯を鳴らさないこと

 3)Sonnambla組(全員)
  ・ハミングで歌う。(首の後ろ、おでこ、鼻に音が響くように。喉は絞めない)
   鼻の響きは下から上に上げるのではない。上の位置からそのまま響くのであ
   る。そのために上の奥歯を鳴らすことから始める。
  ・「首の後ろで支えること」が何のための、どういうことかを理解し実行する。
  ・皆、自分のクセを2~3コ持っている。そのクセに頼ってできることがあるので
   なかなか抜けないが、それをやっている限り不自由が残る。
   考え方を変えること。どういう「音」なのかを聞き分けようとすること。
   (どう「すれば」よいかではない)
  ・安心感を捨てて冒険に出る。
  ◎鼻を開ける ⇒鼻から耳管を通って耳に息が抜けること

◆本日の磯貝語録
 ◎鼻を開ける、喉を開けるということが、どういうことかを正確に理解し、実行す
 ること

◆本日の感想
 始めのただひたすらの「歩行練習」で体の感覚を確認できた。知らない間に少
 し整ってきた。歌では先生のサジェストで一人一人の音が変化していくのがと
 てもリアルでおもしろかったです。
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