FC2ブログ

歌発声中級(6/18)                        《音楽系》

6月18日(木)歌発声中級

講座テーマ「オペラアリアを演技する⑤ マウスからマスクへ」

[Ⅰ]発声練習(ハミングによる鼻腔共鳴)
 ・鼻の中を開けて高い位置で。副鼻腔から前顎骨を響かせる(息は鼻から抜く)
 ・眼球はキョロキョロ動かさない。
 ・指定された音を耳で聞かない。響きの位置を決め打ちして出す。

[Ⅱ]歌唱練習(個人指導)各自指定アリアを歌う

[Bohème]
 Aさん:軟口蓋を開けっぱなしにする。音をこめかみの顎骨まで持ち上げる。
     マスク(上顎より上の頭の前面)の響きをとらえる。口響きにならない。

 Bさん:おなかの支えを忘れない。奥歯の奥を鳴らす。口でブレスしない。
     仙骨と丹田をつなげ、上肢をのせて、軽く支える。

 Cさん:副鼻腔の上に柱を2本立てて(垂直に)それが天に届くよう音を響かせる
     奥歯で角砂糖を噛み潰すようにし、後ろへ開け、後壁から鼻腔(特に蝶
     形骨)をねらい響かせること。力を入れない。

 Dさん:口の動きをもう少し速く。肩を上げず、鳩尾と脇で横隔膜を引き上げ、
     胸郭の支えを安定させる。頭骨の響きを多用すること。

[Sonnambula]
 Fさん:音色が違っていては"演技ではない"のといっしょ。音が下顎にたまるの
     でマスクまで持ってくる。ものを舐めるように歌う。下顎で食べる時の使い
     方では鼻腔は響かない。マウスでなくマスクに

 Gさん:下顎を使って上顎に持っていかなければならない。ことばがカタカナ。
     口角が緩んではいけない。書いてある事をただ歌うのとは違った世界が
     ある。
     必要な声質が求められる。それを全身でつかみ発してゆく。これが声の
     アーツの世界。

  ※アーツにおいては"それが何か"ということを見極めないといけない。

 Hさん:息が保たない時は肩を使っているので、そこに持って行かない。逃げ込
     まない。
     耳の裏と副鼻腔をつなげる。そのために下顎を使う。口腔を後ろに深く
     開ける。そのために舌も下顎も使う。

[Lascia組]
 Iさん:喉元でオトガイを引っ張る。下に張る。
     後ろの方で歌って、それに笛をくっつける。
     ストレートの胸声にする。喉を首の骨に押し付けるように。

[Bohème]
 Eさん:頬骨もこめかみも練って動かす事ができるように下顎を使う。
     頭まで音を持ってくる。
     ◎顎関節を練って声を決める

◆本日の磯貝語録
 ◎良い声は、まず鼻腔共鳴から。
 ◎マウス(Mouth)からマスク(Mask)へ。

◆本日の感想
 人間、クセというものはなかなか抜けないらしい。以前は上肢を絞り、力み入っ
 ていたが少しずつ改善されてきたと思っていた。が、今日は自分声を聞こうと
 して目をキョロキョロして、音がぶれた。力を入れ止めようとすると必ず失敗する。
 なかなか直らない。
関連記事