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歌発声中級(7/2)                        《音楽系》

7月2日(木)歌発声中級

講座テーマ「オペラアリアを演技する⑥ 立ち稽古-3」

[1]発声(響きのポジショニング)
 Aさんに調音個人レッスン(磯貝塾長)
  ・ピアノを使ってハミングで調音・発声。

 全員でピアノを使ってハミングで調音・発声 →頭声とハイポジション
  ・肺の空気を押し出してやるように。息を先行させる。
  ・うねらずに出したい音がすぐ頭まで来ると良い。(Bさん)
  ・後ろに逃げないように。(Cさん)
  ・ゾウのように額・鼻から音を下に出す。(軟口蓋を操作する)
   高音域に行っても目線や頭が上に上がっていかない。(Dさん)
  ・音が変わってもポジションはなるべく変えない。上下動なし。
   ↓
   低音域をハミングでつくる。ノド下げとチェストポジション
  ・必ず鼻骨(顔面)を響かせる。鼻穴から息を流し出す。

[2]歌唱個人レッスン
〈La Bohème組〉
 Eさん:自分のつもりではなく、出ているもので判断する。
    a ricordo→額は少し上向きに上げるが、音は下に向けて出す。
    音を探さない。自信を持って歌うこと。眼で探さない、動かさない

 Cさん:肋骨を締めて支える。背中側をぐっと締め(縦に)支える。
    アゴの使い方を覚えること。鼻から息が出るのが絶対条件。

 Fさん:鳩尾を入れ込んで(えぐる様に引き上げ)背骨を少し丸めて外に張る。
    音を眉間に集める。鼻がまだ開いてない。ヨダレが出ると良い。

 Gさん:自分の外で響きを決める時、一番良く響くゾーンをつかまえる。
    (その日の体調でも変わるが、そのゾーンを決めること。自分とゾーンの距
    離がポイントだが、今のところは1m前後くらいだと思う)
    d'amor→rは舌だけで。1音ずつ、又は1語ずつ、顎を動かし発語しない
    senza rancor→口を開けて奥歯で。

 Hさん:「mai mai mai―――」で一度音階発声。
    顎を固めて歌わない。顎関節(奥)を開ける。
    口の後部(後ろ奥)を開ける。

〈Lascia ch'io pianga〉
 Aさん:後頭骨から前は鳩尾、後ろは肩甲骨の中心までの前2、後2のラインで
     支える。
     乳様突起の響き
     体に力が入り過ぎ。筋肉の重さがわかると良い。
     眉間にしわが寄っているが、悲しい歌を歌う時には、音が悲しくなればよ
     いのだ。

〈La sonnambula組〉
 Bさん:半分くらいはできているので、音楽的な表現を積極的にする。
     上下の奥歯を顎骨を降ろして開ける。腰と同時に、首のすわり。
     今は首が動き過ぎ。中心に沿って歌う

 Iさん:体調不良の為、他の3人が後ろで囲むように歌って背部よりの響きをつけ
     る。響きの中に置く。

 Jさん:奥を開ける。下顎を下ろす。大顎関節を開ける
     顎が開いた時に舌が出てはダメ。後首は柔らかに。

 Kさん:後頭部低で声を支える。上下の前歯を大きく開ける。
     鼻と喉を通路に声を流す。

◆本日の磯貝語録
 オペラは1に声、2に声………ようやく演技だ。声の先導で演じる世界だ。
 小さくまとまらず冒険に出ないと歌にならないぞ!!

◆本日の感想
 今期は立ち稽古より、その曲での発声を深く掘り下げた。1人1人レッスンを付
 けて頂きながら、全員がみるみる変わって行くのが素晴らしい。他の人のレッス
 ンを聞いていても、音楽的なのでとても楽しい講座だった。
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