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セリフの技法(7/9)                      《ことば系》

7月9日(木)セリフの技法

講座テーマ「セリフの身体⑦ 意識態と無意識態」

〔Ⅰ〕意識態と無意識態との体験
 (1)ヨーガのシャバーサナ(死体)のポーズ
   覚醒のシャバーサナ→じん中―丹田―足裏の三点を意識
   (仰向け寝になり、人中、丹田、足裏の湧泉を意識)

 (2)覚醒のシャバーサナ睡眠のシャバーサナ(無意識)
  →人中・足裏から吸って丹田に集める。床に沈んでいく(無意識化)
  覚醒→ゆっくり両手を合わせる→覚醒→唇をなめる(唾液が出てくる)→口を
  開ける。
  [睡眠ではない。覚醒しながら離脱]

  意識が裸で見えたらダメ。
  「何」を、伝えようとする意識が見えると→「何」が見えにくくなる。
  現代社会では、外の意識にとらわれ、自分の意識だけでどうにかしようとする

〔Ⅱ〕「ウインザーの陽気な女房たち」研究③ 
(1)「チェダー朝における身分・階級」レポート(日月貴子)
   (レジメ、資料にもとづき解説)
  ・60%が庶民階級
  ・識字率はかなり低かった。

(2)俳優の準備する知識
  ・現場ではオーディションに受かって役をもらったならば、本講座で分担して
   調べたようなことを一人でやってふくらませていくべき。

  ・本来、演出家は自分の知識を提示しない。役者が調べるものだ。
   (最近の役者はやらないが)

(3)通時性と共時性
  ・「共時性」 今の自分と今でない役と重ね合わせる。
  ・何よりいい声
    いい声の役者がきたない声で芝居をする。

*来期から→女中心の劇として作っていく。
      この作品の時期の音楽も聴いてみる。
      役を決め直す。

◆本日の磯貝語録
 表現という仕事は、自分の意識だけ(でやっている)なら耐えられない。

◆本日の感想
 今期のシリーズを通し、「客に伝わる演劇的リアル感<実と虚のバランス>」のとり
 方が見えてきました。芝居に描かれる世界の風俗、文化、生活、思想などは、
 知ってるつもりでなく、客観的事実を明確に自分の力で知るということは、俳優
 の基本なのですね!
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