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歌発声中級(10/15)                       《音楽系》

10月15日(木)歌発声中級

講座テーマ「日本の名曲を歌う①」

音取り①「すずらんの祭」
・音が難しい箇所は、階名もしくはヴォーカリゼで正確に歌唱する。
・日本語の意味意識が高くなると、文章の助詞部分(の、が、を、etc)で勢いがな
 くなってしまうので、機械的に音楽表現に走ること。
    ↓
 一旦、体をほぐしてストレッチ

音取り再開②
・個人的に詰まり易い箇所を申告し、各々音を取り直し確認する。できたら一人
 で歌ってみてチェック。
・連音や日本語の文節と音楽としての音節に差異のある箇所は、原則音符表現
 通り。特にリズムを音楽リズムで歌唱すること。
    ↓
 再度体をほぐしてストレッチ

音取り③Vocalise+歌詞
・自分のどのポジションで歌えば音程が取れるかを探る。
・音が取れてない箇所はLa唱。言葉はさばきとリズムの調整。
◎※ちゃんと下アゴのささえを入れておく。長音のささえは特に重要。
 下腹のささえで息の長さを保つ。息は顎関節までは吹き上げる。

・音が下がらないようにする為に。
⇒ハミングをした時、振動が口唇や前歯にくるようではポジションが低い。鼻三味
 線を弾く時の様に息を高く上げて、鼻から上手く響き抜きをつける。慣れるとこ
 のポジションで歌うほうが楽だが、口奥の狭い時、息の低い人には難しい。修
 得する為には早くそのポジションを覚え、一発でそこに行けるようにする事。何
 回かやって一度そのポジションが取れたらその感覚を覚えておいて、それ以
 上やらない事。一度取れたからといって、続けて回数をこなす事でポジション
 を取ろうとしても喉を悪くするだけである。

音取り④「秋風の歌」
・「ラララ―――」で音取りしてみる。
・頭蓋骨を響かせる前頭発声を続けると喉が疲れる。その場合は高い鼻腔のハ
 ミング、ファルセットで自由発声をし、声帯周辺をマッサージする。
歌詞唱(ことば付け)
・「あれは―――だよ」の「あれは」と「だよ」を自然表現すると、歌の品位が一気
 に下がるのでデクラメーションアーティキュレーションを注意して唱うこと。
・言葉だけ読むと単純な意味の世界になってしまうので、それ以外のものをどの
 ように音として表現するか。
・秋風がいつも吹いている事を想起し続ける事。各々の秋風を同一音楽でどう
 表現し分けるかが重要 ⇒歌のうまさ
・音楽家は音を作ることが仕事。例えば水の音を聞いた時に、ピチャピチャと聞
 くだけならそれはただの写実。そうじゃない音を聞き出し、さらに音楽表現する
 から音楽家。
・大分「音で表現すること」を覚えてきたが、欲を言えばその中に歌っている「あ
 なた」がいるとより良い。ただし、自己主張をしろという事ではない。(存在性)
・最後の「―――だよ」が情緒的説明になってしまい、よろしくない。

・各人から歌っていて怪しい部分を申告し、先生が歌唱指導。

「すずらんの祭」歌唱練習
・日本語の助詞はことばを次につなげる為にあるので、その都度そこで休んでい
 ては勢いのないお喋りと同じ。歌にはならない。

◆本日の磯貝語録
 芸においては、ダメなものを繰り返していく内に徐々に良くなるという事は無い。
 良いものが出た時にその感覚を覚え、次は一発でそこに持っていける事が上
 達である。

◆本日の感想
 自分の精神的ポジションや視点を必要なところに持ってゆくのが難しかった。
 どうしても自分の思う所に置き座ってしまう。
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