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人前できちんと喋れるテクニック(10/28)          《社会人系》

10月28日(水)人前できちんと喋れるテクニック

講座テーマ「分る言葉づくり活舌法(タンギング)」

[Ⅰ]言葉音をつくる舌
 (1)多様な各個人が共通言葉音をつくるために(磯貝メソッドによる)
[Ex-1]舌の機動性を高め、可動力を上げるための舌の訓練
 1)オトガイ筋による下顎、舌の゛かまえ″をしっかりと入れる。
 2)口唇はやや縦口。上下の歯先が見える様、口唇は少し前へつき出す。
 3)オトガイ舌骨筋を縮め、舌を浮かせ、どこにも触らない様に固定する。
 4)そのままで舌尖から息を吸いこむ。なるべく後ろ奥に入れる。
 5)口の奥(咽頭部)が大きくあき、喉が少し下がり、軟口蓋が上がる。
 6)そのままをくずさないように、息を出す。
 7)出しきったら、1)のささえとかまえを入れ直し、鼻から下腹に空気を入れる。
 《舌を浮かせたまま、深い息の出し入れをくり返し行う》

[Ex-2]舌先で上下前歯歯茎を舐める練習
 1)下顎前歯を大きく下に開ける。舌が前歯に付き、大きく前に出ている場合
  は、 舌の付け根又は、喉を使い、下に降ろし止める。
  下がらない場合は、(1-4)を行い息を吸い込み、喉、舌を降ろす。
 2)降りた舌先を、上アゴの歯裏に当て、つついてみる。下アゴはゆるめずに
  下に張ったまま、舌だけを動かす。次に歯裏を左右に舌先で軽く舐める。
 3)(2-1)から舌先を上顎歯茎に当てつつく。続いて歯茎を左右に軽く舐める。
  それを速度を上げ行う。
  4)(2-2)(2-3)をしばらくの間続ける。息は止めない。

 ◎オトガイ舌骨筋、顎舌骨筋、茎突舌骨筋を正しく理解すること。

◆本日の磯貝語録
 言葉の音は、気持ではっきりすることはない。言葉の明瞭性は、舌の機能性
 の高低によってきまってくる。

◆本日の感想
 舌の機能は複雑で、それを使い正確に言葉を作ることはとても難しいと実感
 しました。意識しないかぎり舌のうごかし方はうまく行けないと思いました。
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