12月12日(土)歌発声特別
講座テーマ「アンサンブル法④ ロッシーニ作品より」
[Ⅰ]ストレッチ
各自ストレッチ
[Ⅱ]発声練習
①ハミング
②[me] 口から出そうとしない。息の流れでする。
鎖骨間に喉頭部を降ろす
③[o] 懸壅垂で音をコントロールする。
[Ⅲ]テキストを歌う
この曲を歌っているときに"女を歌っている"という実感を持ってほしい。
①"La Fede"~信仰~
◆縦口のあくびをするように口、喉をあける(一人ずつチェック)
・口を真っすぐ下に開ける。上顎と下顎を離す(方法はいくつかある)
・前顎をさげて、肩甲骨上部の間で支える
・喉を後ろに開ける。舌を平舌にしないこと。
・全員が燃えるような信仰心であり、内面的、精神的な信仰ではない。
②"La Speranza"~希望~
ことばを口の中の響きにする。直接的なことばにしない。
抑制したままで歌う。
③"La Carità"~愛~
抑制したまま歌う。立ち位置をかえて歌う。
1)メゾソプラノ p24 TempoⅠ~
・リップトリルで歌う。 唇を鳴らす
2)ソプラノ ソロ
・喉を鳴らす。
・口を前後に長く使う。
3)メゾソプラノ
・リップトリルで歌う。
4)全員で歌う
④"La Fede"、"La Speranza"、"La Carità"
・演奏は出していることを聴いていることである。そして隣の人と確認する
ことである。自分の外側のことであるので、自分の中で操作しないこと。
1月からの曲は2曲ともそれぞれ行う。
◆本日の磯貝語録
・発声の方法を曲により変えながらやって来たが、結局、各曲の中に、各々
の声が必要で自然とそれが使えるようになる。そのためにはていねいな
練習を重ねることしかない。
◆本日の感想
ロッシーニのすばらしい音楽に触れることができたシリーズで、とてもうれし
かったのと同時に、これを演奏することができたら、どんなに素敵だろうと
思った。いつの日か、みんなでオケでやってみたいです。
2009/12/12 (Sat) 23:00