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歌発声中級(1/14)                       《音楽系》

1月14日(木)歌発声中級

講座テーマ
「アンサンブルを歌う「7つのフランスの子供の歌」1.つきよ 2.げんきなこども」

・ストレッチ(バウンス ⇒伸身 ⇒頸部のストレッチ ⇒脚の裏側のストレッチ
 ⇒爪先をつけたまま足踏み ⇒顎、顎関節と口内のほぐし
 ⇒後背部と前胸部の開き)

歌唱練習
1.つきよ
 ・唇をあまり使わず舌で“Ru, Ru, Ru …”をつくり音取り。
 ・自分の出している音を音程に合わせて調節する際に大事なのが懸よう垂。
 ・アンサンブルの際は各々が曲の持つ音程に合わせるのだが、各々が完全
  に一致するという事はない。その僅かなズレが心地の良いハーモニーを生
  み出す事もあれば(ウィービング)、そぐわずに雑音となる事もある。
 ・音階が上がる(下がる)時に上げようとして2段階に音が変わっては×。息
  は流し続け、シームレスに音階を上・下させる。
 ・懸よう垂の先端から、軟口蓋を直線で細く鳴らす。(懸よう垂付退から1~2
  cmまで)広くならないこと。音は“u, u, u …”で。
 ・口が広く鳴るのでなく、先ず懸よう垂の先端をシャープに鳴らすこと。
 ・音階が下がった時に、懸よう垂の鳴っているポジションを下げない。その位
  置をキープしたまま、歌詞を歌唱。(多少不鮮明)
 ・“きれいな きれいな”などの“な(Na)”は軟口蓋うらから、前額鼻腔まで音が
  通って(流れて)いること。
 ・各人、周りの人の懸すい垂音をとらえて、自分の音を同調させる。(←喉合
  わせ)
 ・息の調節は腹でやる。口や喉でやらない。

 ○三声アンサンブル演習
 ・全員全パート音取りの後、2, 2, 2 3声アンサンブルをする。
 ・トップは高音時、腹部を引き込んで思い切り細い息にする。
 ・懸よう垂から直接音を出す。下から伝わってきて懸よう垂を鳴らそうとすると
  音がブレる。太くなりすぎる。
 ・息を流す時に、奥を狭く使い、奥に溜めて吸ったものをそこから離さないよ
  うに、天井づたいに前へ流す。
 ・磯貝メソッドにおける声楽アンサンブルの原点は、曲の解釈や演出上から
  来るものよりは、原初的、基本的な喉合わせ、音合わせにある。これは単
  純だし、歌の見せ方としては何もないが、とにかく音はピッチが統一され音
  質が透明になる。

2.げんきなこども
 ・各パートを一通り音取り。懸よう垂共鳴で歌う。
 ・“風の中の子供”の“こども”の部分は若干スタッカートで。
 ・懸よう垂共鳴での言葉付けは、特に注意深く行う。

3.ねえねえ、おじいさん

◆本日の磯貝語録
 歌唱発声での懸よう垂共鳴の方法をマスターすること。パート内でも声部ア
 ンサンブルでも音質の統一感を求める時の基本発声法である。

◆本日の感想
 懸すい垂を鳴らす発声は神経を使い、かつ繊細な作業で、大歌で歌う何倍
 ものエネルギーが必要であった。周りの人と喉(音)が合って音を出すのは
 実に心地良い。この時は他の音も聴き易い事が分かった。
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