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セリフの技法(1/7)                 《ことば系》

1月7日(木)セリフの技法

講座テーマ「これから何をどうして行きたいのか―本人の展望」

〔1〕決意表明
①Aさん:30歳!!富士山に登りたい。
      音楽的な事をやりたい。→楽器
      役者として食えるようになりたい。
磯貝先生:人間の感性が伸びる時がある。自分は本当は何をやってみたい
      のか、自分に聞く。何でもやりたがる事は信用できない。自分で
      見つける。情報に惑わされない。
      もっとましな言葉を話した方が良い。(子どもっぽい))≪逃げない≫
      ‘しゃべる’という事をきちっと捉え、根をつかまえる=ものがしゃべれ
      る人間となる
      猛烈に訓練して、スピードを上げる。頭ではなく、体で言葉を作る。

②Bさん:・人を愛する事を本気で出来る人間になる。
       VASCの為にビジネスを作る。
磯貝先生:「やり上げる」必ず答えを出す。
       「しっかりとした字を書く」手本から学ぶこと
          →(話す事と同じくらい、書く事は重要)

③Cさん:「筋力を向上させる。」「芸で役に立つ人間になる」
磯貝先生:気力でなくやっていける事。ひらめきを大切に。どこへ行っても表
      現活動ができる人になって。

④Dさん:「体をしっかりつくる」「しっかりと考える」「自立する」
磯貝先生:今考えている事よりも二桁から三桁高いレンジの考えや感性をつ
      かまえること。現在や現実と合わせてもなにも興らない。もっとひらく。
      思いっきり広く。
 
⑤Eさん:①「自分で人に教える仕事をする。責任を持つ。受講生10名」
      ②「人に教えるために、体現出来るようになる。」
      ③「芸をする。」
磯貝先生:繊細で大胆な相反するものを持つこと。小さくまとめない。
      時間感覚を変えたい。もっと動物的に。

⑥Fさん:経済的安定
     音を楽しむために、音楽をやりたい。理論。コード進行等。
磯貝先生:1月に1話、「落語」を覚えて蓄積してゆくこと。必ず掘り出して反復
      する。言葉(感性と情)を身に付ける。

⑦Gさん:30歳・生活に律を作る。良い社会人が目標ではない。自律を持持ち
     たい
     5年間で深い階層の思考をつくる。20年くらい使えるものをつかむ。
磯貝先生:同じ環境に長くいすぎた。地方で暮らす。止まると安心し安定を
       好み、それが目的となってしまう。もっと有機的に様々を求め反応
       し、その結果が安定であることの方がカッコ良い。

⑧Hさん:客観的に物事を見る、表現する。自己的から脱却したい。
      仕事をきちんと稼ぐ。芸事をしっかりする。
      広く声を聞く。
磯貝先生:生ではこんなに違うという創造力を持つ。実際に体験する。見方
       が1つだとつらい。視点が変わったら、物事は変わる。芯をきめたら、
       どんどん変える→勇気が必要

〔2〕「ウインザーの陽気な女房たち」セリフ読み演習
 ◎自分が出しているセリフで「面白い」という実感を持とうとすること。
  そういう役者がコミュニケートするのは良い。
  ・口でしゃべるな。口から吐くな。感情が増してくれば、下に降りるセリフ術
   をつかめ。
  ・喉と胸に置いてセリフを言う。(横隔膜を縮めない、上にあげない)
  ・声や言葉や感情の居所を稽古場で見つける。日常の延長では芸にはな
  らない。

(1)読み合わせ 実践
 ◎二人の対話ゼリフ(1)p.107 フォード(Aさん)フォルスタッフ(Bさん)
  息を前に、絶対、自分に向かって言わない。

(2)p.89~ フォード夫人(Dさん)、ページ夫人(Hさん)
 ・相手の喉仏に向かって、自分の喉仏をぶつけるように話す。
 ・芝居の中で嘘をつけるのが、芝居の面白さ。日常実感のままではダメ。
 ・目を開けたまま、息を吐くこと。セリフを相手にぶつける。
 ・正眼(まっすぐ見る)で見る。斜視はセリフがひずむ。
 ・頭で理解して終わらない。その事を口から相手に吐き出すこと。
 ・外へ出せ、下へおろす。
  
◆本日の磯貝語録
 人は朝昼晩で変わる。そして毎日変わる。自分はこうだと決めても、実際とは
 違うことの思い込み。決めないと始まらないのに、決めるとちがってしまう。
 人間は難しいもの。

◆本日の感想
 息を前に吐きながら喋る。口の中に溜めない。引かずに外へ出す。こうすれば
 “芝居になる”という実感が出来ました。
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