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歌発声中級(1/28)                       《音楽系》

1月28日(木)歌発声中級

講座テーマ
「アンサンブルを歌う「7つのフランスの子供の歌」3.ねえねえ、おじいさん」

各自ストレッチ

声出し・音取り
・前回は“音の世界(音楽の)”を追求しトライしたが、今日は“ことばの世界”
 に重点をおいて歌音楽の次元を深めてみる。
・歌詞をことばとして捉えると、音楽はぶつ切りになる。歌はことばを書かれた
 音楽フレーズとして表現している。この二つは相反する場合が多い。音楽
 主体にしても、ことば意味を聴かせないと(実感)、歌の存在感は減少する。
     ↓
 ◎現実的には「音楽フレーズ」と「言語フレーズ(生きた喋りの)」がきっこう
  して、緊張感をつくり、相方の力関係がゆれ動く時良い、うまい演奏となる。
 ・ただし、アンサンブルの場合は、原則音楽的フレーズを主エネルギーにお
  き、ことばの“生き具合”は音楽を際立てるための道具とした方がうまく行く。

演奏-①
1.つきよ
・ヴォーカリーズ(La,La,La…)で。手で自己指揮しフレーズを描く。自らの音
 楽フレーズを追う様に歌唱する。
・自分の指揮が音楽を導き、それに従い声が流れ響きをつくればよい。自分
 の出している音が低いと思ったら、手しぐさでピッチが安定するように変化を
 つけ流れで音を替えることだ。
・音を聞く位置はこめかみの位置、眼鏡でいう“つる”の部分のラインより上で
 聞く
・「---こんばんは♪」が響き位置がさがり暗くなる。個別に修正指導。
・自分の音を聞く時にじーっと止まって聞いていると音楽の動きが止まり良くな
 い。音を出しながら、聞きながら走り回れるくらいに音楽を動かし続けること。
 (身体の律動性とピッチング)
・息の吸い方() …横隔膜の少し下を鳩尾と背中でわずか引き下げる様に
 して、眉間に向かって軽く瞬間的に空気を入れる(少し)。
・ピッチを取っている所でしゃべれる様にしたい。音がいい位置で出せても、
 ことばをつけた途端音が口に下がってはダメ。

・ことばをつけて歌う前に、ことばを読む ⇒相手に向かい喋る様に。
・曲が始まったら曲が終わるまで自分の中の音楽を止めない。間奏で歌ってな
 い時や、歌詞の区切りの箇所でも自分の中の音楽は動かし続ける。
・「あかりをけしてみています♪」下降や音調から暗くならないように。音楽の原
 則は情緒的になり、自分の内に引き込まないこと。
 もし、暗い感情の詩でも、音楽ピッチは下げてはいけない。当然流れを弱め
 てもダメ。

2.げんきなこども
・歌詞を読んでみる ⇒解釈や捉え方は個人で違うがそれで良い。音楽的フ
 レーズが周りと合っていれば音楽は成立するので、合唱のようにことばの意
 志統一をする必要は今回はない。ただし、捉えたものにリアリティーを持た
 せる事と、ことばを喋る事をしっかり やる。

・今度は歌ってみて、音を主体に捉えた時、歌詞の“こども”はどういう子供か
 を明確に設定する。漠然としない。
・横隔膜のささえを抜かない。

・どういう子供かの解釈は任せるので、全員子供になってこの歌を歌ってみる。
   ↓
 照れが出るようならば音楽に身を任せれば良い。早く自分を捨てて違うもの
 になると楽しくなる。

・子供になるのが下手だったので、今度は全員が子供を見ている人になって
 歌ってみる。目前の子供を出来る限り、リアリズムで。

☆再度、つきよの歌唱
・2番は全体的に音が下がり気味。上げる。明るいピッチング。

他の曲の音取り。
3.ねえねえ、おじいさん
7.かあさん おねがいよ

◆本日の磯貝語録
 歌詞を身体で空間化する時、気分や気持が先行すると、簡単に音楽をこわ
 す。音楽劇やミュージカルのレベルの低いものは皆その傾向を持つ。

◆本日の感想
 多人数で歌う時は、全員でイメージを1つに統一した方が完成度が高くなる。
 ということばかりして来たが、今日の音楽の統一を守りながら、色々なイメー
 ジを各自が持つと、すごく大人の面白い作品となった。新たな発見でした。
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