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発声&話し方(1/30)                     《社会人系》

1月30日(土)発声&話し方

講座テーマ「話しことばについて考える②」

[1]ストレッチ(各自)
[2]話しことばについて考える
(1)イントロダクション(塾長)
・音声日本語は、正確な1つのカテゴリーになっていない。
 文字からの研究は進んでいるが、声からでは疎い。プライベートのところ
 は未分化。
・政治-言語の世界(現在の日本は未発達)
・トヨタのリコール問題・・・ディスカスは増したが、やはりペーパーは外さない。
 前例を持ち出す
→言語をやりながらつくりあげていくことが確立されていない。
◎言語が文字化であって身体文化でない。身体文化であれば、バランスがと
 れる。
→情報流通の品度も文字文化ではなく音声でつくる。そのためには音声の共
 通共有性(普遍性)が低いと品度が落ち社会性が高まらない。
◎日本語音声は現在完全な開国状態にない。国内だけでも統一性に欠け、
 言語の身体的論理性の構築が遅れている。
 インド・・・多言語すぎる。だからこそ、この考え方がでてきた。
 日本・・・モノ言語

(2)話し言葉の現実を分析する
①整ったことばと声
・説明する言葉。
・相手に届けようという意志のある言葉。
・明瞭な言葉・発声。
・場にあった言葉。
・環境にふさわしい声。
②崩れたことばと声
・明瞭に発せられない言葉→聞き取りにくい言葉
                  言葉を伝えられない声
・声にことばがのっていない。
・発音やイントネーションの崩れた声・ことば
・精神状態が崩れている。場面にあわない声・ことば
・自分の志向性と離れている言葉。
・俗言葉を発せられると拒否したくなる。
・状況にそぐわない言葉(前言語状態)
・日常語・声→状況にはまっていない実感
 情報を伝達しているだけ・身体で納得していない
・口先だけで言葉をつくっている時。
・個性的な声・イントネーション(癖)
分かりにくいというときに・・・。(磯貝)
・ことばの明瞭度と文の構成力の2つに問題がある。
・文章として成り立っていない。思考回路がこわれる。
→説明のときも、意見表明のときも表れる。
・不快な
・気に障るのは他人の声、自分の声は分かるけどなおせない。

◎こういう場合もあるけれど、こういう場合もあるといようにしない。
拡散理論より、集中理論を発達させること。
≪論理性=ごちゃごちゃしたものを分け、道筋をつけること≫

・立場によって違う価値観で声・ことばをつかっているので、信憑性に欠ける。
・ルーティンが崩れているので、サブルーティンがつくれない。全部あるよねに
 なってしまう。
・ぐちゃぐちゃしているものを上から俯瞰するものがあるのではないか(統合点)
・まず、クリアにする。次にそれを使って崩す。ゆする。
・共通したコンセンサスを持つのが難しい。持ってもすぐに崩す。
・発音記号のないことが、アナウンサーの喋りをまずくしている。
・声とことばで、コミュニケーションの共通のコンセンサスをつくる。
 基盤のないところに、つぎつぎたててきた日本語では難しい。
やること
 ・現実のケースから、サンプリングする。
 ・やっていることを客観化できるか、その訓練からはじめる。
  みつけだして、つぶしていくしかない。
 ・言語 
  プライベート言語(私言語)
  セミ・パブリック言語(共通言語・共有言語)
  パブリック言語(公用語・かしこまり言葉)

・使い分ける・・・論理過程のおき方。
・個性と社会は違う。両方おいて、両方を
 考えることができないとダメ。

・共通語をつくらなければいけない。
・現在は、「公」と、すごくプライベートなものと2極しかない。
→◎思考を育てるには、ことばを育てていくしかない。思考が育てば、パブリック
 の考え方が育ってくる。
・1人1人の個性がなくなるのではない。
 私が、私以外の人達とやっていくためのこと。
・1人以外の人達が集まって、どうやっていくかを、喋り言葉でつくっていくこと。
・多様性(声の種類)をたくさん持って、その場にあわせてチョイスできるように
 する。
・崩れたことば、声は、今はカテゴリーするのが難しい。

◆本日の磯貝語録
 言語の身体的論理性の構築が必要だ。

◆本日の感想
 崩れた声・整った声。崩れた言葉・整った言葉の定義は大変に難しかった。
 自分としては、身体性の高い声も、発した場合、受けた場合、共に府にお
 ちる感があり好ましいと思っている。
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