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発声・呼吸基礎(11/10)                     《ことば系》

11月10日(火)発声・呼吸基礎

講座テーマ「母音調音法イ・エ」

[1]ストレッチ・トレーニング(各自課題個人指導)
 やわらかくする、強化する、繋げる、降ろす、喉をあける

[2]講義「声、ことばの修練ということ」
・こわれない声・よく通る声をセットする(にごらない、とどく、嗄れない喉)
・ひとつずつ解決してもよくなるものでもない。呼吸法+発声法+ことば+表現
 を各段階で複合的に理解してゆく。
・「ことば」は感情・意志・意識・意味を相手にとどける仕事を行う
(パーフェクトは狙わない、50%ずつ+折り合い+ゆらぎ)
 芸をするとはどういうことか?身体・声・戯曲・芝居とはどういうことか?芸の
 感覚
作品①世界概略を知る②そのものを知る③仕込む(覚える)④練る⑤仕上げる
「通る声」とは:何を言っているかわかる声嗄れない声、をつくりたい←基礎
・いろいろな声をもって芸の幅を広げたい。かためない
・ことばが生きるための声=感情がのる、ことばがわかる、とどく、生き生き
Q:「パフォーマンスのいい声とは?」ききとりやすい、不快にならない、深い、
  つやのある、よくとおる
A:いい声をつかまえる→自然な、やわらかい、客にとどく、気持ちいい

・日夜考える、知ろうとすることが大切
 役者として、演出家に要求する前に、客の好むもの、買う立場で、商品になる
・自分にとって「いい声」はどういうことか決める→3ポイントくらいにしぼる

[3]有効な声をつくるには
(1)◎とぶ声=まっすぐ(四方八方に散る声はダメ)前に直進する声をつくる
 ・土台の支えは腰から下、杭でなく、絶妙なクッション、骨につかない
身体の中にういている丹田、いつも丹田につながっていて、丹田におりてい
 る声 横隔膜が動きやすいように丹田をもつ
◎骨盤底-丹田-横隔膜-喉-口腔-口蓋への上向直線の実感を付ける。
  奥歯と懸よう垂の間を広げて丹田からまっすぐ上がった息を前に出す。
 ・奥歯の奥から息をまっすぐに出して、口前30cmまで直進させる(口先に圧
  力をかけない)
≪息の入り口は鼻・出口は口≫鼻をあけっぱなしにして丹田を出入れすれば
 息は入る
 ・口をあけたまま鼻から入れ、鼻をとじて口から出す。口は丸くあける
  奥歯の奥をあける。長く細く出す。のどが自然にあく、軟口蓋あげる

 ・人中から奥歯、口の奥、首のうしろに弓を引く様に吸う
  とぶ声のセットをつくる、自分が入りやすいセットをつくる
◎まず届く声をつくる(のどをあけても喋れる支えと息)
  のどがあく、深くおりる、あごがあく、
  息が深い、支えも深い 「いい」といわれたことを信じ、つかむこと
(2)◎「手仕ぐさ」による、呼吸運動演習
①鼻の下に片手をおき、その台の上の空気をおでこに入れる
 まゆげの間をひらく、前頭洞に入れる
②口からまっすぐ出す(口唇を細くとじないで)
 (前にストレートにとどく声を出すためのかたちをつくる)
 ・日常の私が自然ではない。
  他人がきいて自然をつくる
 ※毎日うがいする

◆本日の磯貝語録
 とぶ声のセットをつくる
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