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セリフの技法(11/19)                 《ことば系》

11月19日(木)セリフの技法

講座テーマ「セリフと心④「ウインザーの陽気な女房たち」声と心」
〔1〕鼻腔共鳴による発声練習(ピアノによる音階共鳴)
  ・鼻翼と心中に息(声)をあつめて、鼻腔を鳴らす
  ・鼻から吸気し、鼻の先端まで響かせる(吐く)
(Ex-1)(1)中低音域。必ず響きをとらえ前に。
     -響きをつくって、長く出す。
     -鼻で出すことを憶えると、耳で自分の音を聴くことができる。
(Ex-2)(2)ファルセット発声
     ・首を前に折り、後首、後頭を響かせる。
     ・喉は楽に。(閉まった、結った感覚をさける)
     ・ハミング重要!! これができないと音が出にくくなって、音域も狭くなる。
     ・聴く位置を憶える(振動している位置を耳でとらえる)
     ・「Na―」で音取り練習 音階が変わる時、連音では長音でつなげる。

〔2〕セリフ実践「ウインザーの陽気な女房たち」
(Ex-3) 何度か読み合わせ
 ・字を読まない。必ず台詞にする。喋る。前に出す。
 ・追い込まれると、人間、基本はハイになる(そのリミットを越えるとローになる)
 ・芝居は複層構造、平面ゼリフは立体芝居にならない。
 ・書いてある文字をそのまま表わすだけでなく、その本当の意図を表す。
 ・虚と実、表・裏のつくり方、捉え方が軟弱
 ・台詞の文字の色が変われば、声も変わる。そういう感覚
 ・言っていることを信じるかどうか。その台詞が本当かどうか。
 ・そのセリフを通し、最低2つの事が、頭や心の中で動いていないと、芝居は
  面白くない。
 ・フォールスタッフの受け芝居のつくり方→ただ聴いていては芝居ではない。

(Ex-4) 二人一組になって、フォールスタッフ、クイックリーのやり取りを読み合
 わせ(立ち読み)
 ・互いの魂胆のぶつかり合いをどう出すか。
 ・魂胆というのは、頭の問題だけではない。(口調、特に声、間に出る)
  
 ◎1つのセリフの中でどれだけ芝居を沢山つくるか。
  (まずは字を読む段階でつくる⇒次に現場で起こっている事に反応してつく
  る)

◆本日の磯貝語録
 ・芝居は複層構造。どれだけ多くの芝居をつくれるか。
 ・セリフは話す頭で読み、喋り実感で前に。

◆本日の感想
どんな役を割り振られても、台詞からその人の特徴をつかまえ、そこから日常を
 考え出し、早く声に出来るようになりたいものだ!! 拡げたり、深めたり出来ない
 のがくやしい!!
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