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セリフの技法(12/3)                 《ことば系》

12月3日(木)セリフの技法

講座テーマ「声の品度を上げる必然と目標」
〔1〕ストレッチ(出先さん)・トレーニング
(1)上肢柔軟(首、肩、腕、背)
(2)下肢柔軟(アキレス腱伸展、左右膝関節、足関節)
(3)座位、股関節周辺伸展、開脚
(4)うつぶせで動きまわる。匍匐前進、後退・左右 全身運動

〔2〕声出し演習
(1)胸部共鳴〈鎖骨(浅い)、真ん中・鳩尾(深い)を移動する)
  声を出す部位で感じ、響かせ、息は前に出す。
 Exp-1:口は深い「O」。なるべく喉までストレートに空け出す。
  ・円になって同じ鳴りをつなげる「喉あわせ」
   ひとつの世界につくりあげるための共通項をつくる。
 Exp-2:下顎を狭めた「ア」(少し長めに息を出す「アー」)
  下顎の「ア」一生懸命やればやるほど悪くなる。嗄れやすい。声帯に近い。
  難しい。
 ◎喉が似てくる。(高度なセンス、口、喉、息)
  声を出す状態で待つ。テンポをかえて。調整しあう:整音
  品度の高い芝居になる。カンパニーになる。合わないこともある。

〔3〕声の品度を上げる必然と目標を議論する。
 ・役の持ち味に役者があわせる。その役、役の深さ巾を広げてゆく。
 ・文化の粋までいく。極端までいかないとつまらない、観えてこない。
 ・かえがきかないものをつくる、そこでしかできないこと、そこでしかできない
  人。
 ・世界にひとつしかない最高のものをつくりあげる、まねができる本物となる。
  まねができると孤立しない。最高だから集める、伝わる、新たに力がわく。
 ・人間の声も環境によっては「神の声」になりうる。天から降ってくる。
 ・声がもっているエネルギーをいかす、もっとすてきな世界、夢をつくる。
感情、感覚、意志は共有、共振できる、発明する、革命する。
人間の音の世界を発明する、声の芸術の新しいもの。
 ・消耗品にならずに、50年後、100年後に残るものをつくり出してゆく。
 ・自分ができなくても、誰かがしてくれることを切に願う。
◎前にいた人が残してくれたことの上にのっかってやっていることを忘れない。
次の人が希望をもてるような何かをつくる
 ・言葉の道具でない、声の音の世界に大化けできる可能性がある。
 ・視覚がなくても「みえる」、聴覚がなくても「きこえる」ものがある。
◎欲望ではない。何かを求め続けると、きっと見つかる。それに賭ける。
 ・ドームホール。空気振動でない宇宙の音(残響室、無響室)
  今のことだけをやっていても希望がない、気違いに見えるかもしれないが。
◎(生殖本能)=絶えてなくなれない本能を他人から奪わない
   →「希望」に信頼をもって、それに託す
 ・隣の人の、またその子の、またその子の、希望を奪わない、作ってゆく人々
→◎「人間の声は希望の源である」と信じてはじめる。
 ・共有、共振して、変わって、新しいものが生まれる、のくりかえし。
 ・自分の身体で実験してみるのもいい、響きをつくりだしてゆく。
 ・声そのものをどういうふうに理解していくか、声を出して世界が変わる。
  「それ」をすごいことだと思えるかどうか。
 ・生活感性以外のもの、こと、音に転化するのがおもしろい。

◆本日の磯貝語録
 希望をつくる―人間の出す音「声」で…!

◆本日の感想
 声そのものを元点までもどして考え、それから更に、今やっている事を通過
 し、未来にまで眼をむけ、そのもっと先の宇宙という、どでかく広い事。でも
 直近の自分までをやって来たのが感じられた。興味深い1日でした。
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